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2009年4月27日、神保町シアター「昭和の原風景」にて。 1952年度作品。 脚本:川島雄三 出演:佐野周二、美山悦子、長尾敏之助、津島恵子、角梨枝子、高橋貞二、三井弘次、 徳大寺伸、幾野道子、設楽幸嗣、坂本武、小園蓉子、北龍二 主人公は「とんかつ」が好きだから「とんかつ大将」というタイトルらしい。 いかにも、単純な発想で笑える。 主人公は赤ひげと言える医者荒木(佐野周二)だが、私はその相棒の艶歌師吟月(三井弘次)の方が興味をそそる。 オッペケペの川上音二郎のごとく、街でバイオリンを弾いては即興らしい歌を歌い、詩を朗読し、日がな生活を送る。 とんかつ屋の女将さんを好きになるが、女将さんは大将(佐野周二)が好きだ。 ある時、佐野周二が「吟月は女将さんが好きだよ」と言うが、女将さんは「私が好きなのは大将よ」と言う。そのことを店の玄関で聞いていた吟月はしょんぼりとそこを立ち去る。そして、詩を朗読する。 吟月は大将が好きで、立ち退きの反対運動にも協力する。 実に愛すべき野郎だ。 「還って来た男」で登場した新聞記者日守新一も詩を朗読していた。同類の人物像だろうか。 また、この映画は歌謡映画でもあるようで、ラストも歌が流れる。 あらすじ・・・
とんかつ大将”と呼ばれ親しまれている青年医師・荒木勇作は、自分の住む長屋が悪徳弁護士・大岩のたくらみで取り壊されるのを阻止しようと、反対運動を起こす。しかし、勇作は自分の父の選挙運動のために、長屋の住民を利用しているのだと中傷されたことから孤立していく。 |

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私は29日に観ましたよ、面白勝ったです。
2009/5/12(火) 午後 11:56 [ koukou ]
koukouさん
そうでしたか、またニアミスですね(笑)。
まあ、川島雄三にしたらそこそこですかね。吟月の人物像がいかにも川島雄三らしいと思いましたね。
2009/5/13(水) 午後 11:43
はじめまして。私も先日神保町シアターで観てきました。「とんかつ大将」というわりには1回しかとんかつ食べてないし、話の展開も先が読めましたが、三井さん演じる吟月が魅力的なキャラで物語のアクセントになってましたね。三井弘次さんは飲んだくれとか胡散臭い役の多い方ですが、チョイ役でも強烈な印象を残す俳優さんで好きなんです。川島雄三作品、別のも観たくなりました。
2009/5/20(水) 午後 1:48 [ ひとみ ]
ひとみさん
はじめまして。こうやって同じ映画館で映画を観た方からコメントもらえるとうれしいです。三井弘次さんは、この映画では「40男の恋」ということで、素朴な役がよかったですね。川島雄三らしいです。川島雄三作品では、観られているかもしれませんが、やっぱり「幕末太陽傳」がお薦めですね。
2009/5/20(水) 午後 11:25