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2009年6月3日、シネマヴェーラ「シナリオライター小國英雄のすべて」にて。 1938年度作品。 脚本:小国英雄、和田五雄 出演:榎本健一、宏川光子、小笠原章二郎、柳田貞一、中村是好 今回は短縮版で、20分ほど短い。 斎藤寅次郎は、喜劇の神様と呼ばれている。 榎本健一は、日本の喜劇王と呼ばれている。 そんな二人がタッグを組んだ映画だったのに、短縮版でストーリーが繋がらない部分を考慮しても、フィルムが悪くてぼやけているような画面を差し引いても、それでも申し訳ないが、「笑い」に関してはあまり面白くなかった。 これは、最近観た「百萬両の壺」の「笑い」のレベルが高かったため、その残像が残っていて、こういう動きだけの笑いにはついていけなかったのかもしれない。 それでも、榎本健一の歌は楽しかった。 ミュージカルのようなセリフをメロディに乗せて歌ったり、「モダンタイムス」の歌を替え歌にしたりと、こちらの方が笑えたということは、残酷な言い方でしょうか。 クレジットからするとエノケンは自分の楽団も持っていたんだ。 その後エノケンは、舞台で、如意棒を左足に落としたことが原因で脱疽を発病し、右足を切断、自殺を繰り返したらしい。病床を訪ねたハロルド・ロイドの励ましにより、生きる気力を取り戻したらしい。 (ウィキペディアによる) 足を切断したことは知っていたが、自殺未遂までは知らなかった。
軽快な動きをモチーフにした笑いが真髄のエノケンが、動けないことは耐えがたいほどの辛さだったんだろう。 |

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