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2009年6月3日、シネマヴェーラ「シナリオライター小國英雄のすべて」、「エノケンの法界坊(短縮版)」と併映。 1956年度作品。 原作 :横溝正史 脚本:小国英雄、西島大 音楽 :佐藤勝 出演:久慈あさみ、有島一郎、安西郷子、東野英治郎、斎藤達雄、千秋実、中北千枝子、池部良、
小堀明男、塩沢登代路
デザイナーとして成功した浅茅文代には秘密があった。彼女のデザインはオリジナルなものではなく、フランス留学中に同棲していたデザイナー・伊吹から盗んだものだったのだ。普段は優しい伊吹は時々人格と容貌が変貌して狼のようになってしまう難病に冒されていたため、文代は伊吹から逃げ出したのだった。ある日、女流服飾デザイナーの下に歯型のついた箱が届けられる。それをきっかけに次々にファッションモデルたちの猟奇殺人事件が起き、名探偵・金田一耕助が立ち上がる。 映画のタイトルになっている「吸血蛾」は出てこなくて、内容としては狼男伝説の方が近い。 それに、狼男に変装した複数の男たちがでてきたりと話が複雑で、うまく整理されていない。 最初はダンサーの足だけの踊りで、幕が上がると、両足を切断されたモデルの足だったとか、ゲテものっぽいが、今見ると笑ってしまう。 池部良の金田一耕助はトレンチコートを着てダンディな男だったので、石坂浩二のもっさりしたイメージと違った。昔の名探偵はかっこよくないといけなかったんだろう。 それに、あまり仕事をしている風には見えないのに、最後にすべてお見通しのごとく、犯人に犯行の経緯を告げる。どこで調べたんだろう。あまりにご都合主義で気楽には観れましたが。 これだけの俳優陣を使ったわりにはストーリーに膨らみもなく、もったいない使い方だった。 ちょっと気になったのは安西郷子という清楚な美人の女優さん。調べたら、三橋達也の奥さんになっていた。
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歴代の金田一耕助を比べて観るのも面白いかもしれません。私の場合は石坂浩二よりもテレビの古谷一行がまず思い起こされます。少なくとも池部良は余りイメージできませんね。
2009/6/8(月) 午前 6:00
この不安げな女性の表情が気になって、記事を読ませて頂きました。
安西郷子という女優さんなのですか。清楚で少し“洋風”の綺麗な人ですね。
金田一耕助に関してはヒッチさんと同じで、私も先ず古谷一行が思い浮かびます。池辺良が演じるとどうなるか、興味はあります。
2009/6/8(月) 午前 9:02
ヒッチさん
そういう比較も面白いかもしれませんね。池部良は実にスマートな金田一耕助でした。でも石坂浩二の方が人間ぽくて愛着がわきますね。
2009/6/8(月) 午後 10:12
alfmomさん
この映画を観てよかったなあと思ったのは、安西郷子という女優さんを知りえたことだけですね。端正な顔立ちでショートカットがいいですね。自分には「犬神家の一族」の石坂浩二が印象強いですが。
2009/6/8(月) 午後 10:16
これ観たかったのですが、このところ、忙しく見逃しました。
あまり、面白くなkたようですね、中川作品なので、期待していたのですが。
2009/6/10(水) 午後 0:26 [ koukou ]
koukouさん
自分にはイマイチでしたね。それよか、安西郷子が断然いいですよ。
2009/6/10(水) 午後 10:20