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2009年6月6日、ラピュタ阿佐ヶ谷「昭和警察物語 銀幕に吠えろ」にて。

1968年度作品。
脚本:菊島隆三
音楽:山下毅雄
出演:峰岸隆之介(峰岸徹)、佐藤允、露口茂、加藤武、平泉征、今福将雄、高橋悦史
   高原駿雄、樋浦勉

オリンピック候補の刑事が凶悪なライフル魔を追う三日間を描く。メキシコ五輪のピストル競技候補である刑事・本多(峰岸徹)は、極秘任務を与えられる。子供を人質にした逃走中の殺人犯(佐藤允)を72時間以内に逮捕しろ、というものだ。しかし犯人は天才的な射撃の腕を持つ男だった…。

イメージしていたものと違って、実に地味な刑事ドラマだった。
殺人犯人を刑事が3グループに分かれて、地道に聞き込みをして犯人を探す。
五輪候補の峰岸徹はベテラン刑事露口茂とチームを組む。
露口茂は五輪のピストル候補の選手が捜査に関わることに反対だ。
捜査の素人に何ができるんだと峰岸徹を好ましく思っていない。
捜査中に殺人犯(佐藤允)を見つけたが、峰岸徹は撃たない。
そんな時、露口茂が犯人を見つけて、単独で乗り込むが、殺されてしまう。
その後、峰岸徹は、露口茂と同僚刑事の加藤武に峰岸徹を見つけた時に何故撃たなかったかを泣きながら、説明する。
犯人を殺すとオリンピックに行けなくなると。
最後は佐藤允が東京球場に立てこもって、「闇を裂く一発」となる。
結局、峰岸徹はメキシコ五輪のピストル競技は辞めて、合宿所をあとにする。

映画のタイトルとは異なり、ベテラン刑事と新米刑事のドラマになっている。
峰岸徹という新米刑事が、犯人捜査の中で、ピストル競技とは違う、人の織りなす人間模様を見て、もう一度自分を見つめ直す。
派手さはないが、丁寧に作られた、刑事ドラマと青春映画の佳作ぐらいだろうか。
ちょっと期待が大きすぎたようだ。

峰岸徹、平泉征が若々しい。
露口茂も渋い。
岡本喜八作品の常連だった今福将雄、高橋悦史、樋浦勉が出ていたのには、うれしかった。
また山下毅雄の音楽が面白い。
緊張感のある映画とは異なるどこかのんびりしたメロディがこの映画を不思議な味わいのある映画にしている。
ちなみに、和田誠が「もう一度観たいのになかなかチャンスがない」と言っている日本映画の1本でもある。
それにしてもフィルムの退色はひどかった。

閉じる コメント(4)

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見たいと思うジャンルの映画ではありませんが・・・
正に「男の世界」ですね。
峰岸隆之介(峰岸徹)、佐藤允、露口茂、加藤武、今福将雄、高橋悦史、樋浦勉・・・懐かしい名前がいっぱいです。
全部は通して見なくていいですが、40年前の彼らをちょっとだけ見たいな、と言う気持ちになりました。

2009/6/14(日) 午前 1:08 alf's mom

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alfmomさん
まさに男の映画でしたね。でも期待が大きすぎたのか、ちょっと物足りなかったですが。

2009/6/14(日) 午後 10:53 シーラカンス

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私は、「日本映画チャンネル」で観たのですが、それほど退色はしてませんでした。
若い峰岸は貴重ですね。
私も取りあえずTBします。(笑)

2012/11/11(日) 午後 2:41 [ ひろちゃん2001 ]

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ひろちゃんさん
フィルムではひどかったです。和田誠のお薦めだったし、菊島隆三
だったので、期待したんですが、結構地味で、サスペンスとしては弱かったですね。

2012/11/11(日) 午後 11:03 シーラカンス

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