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2009年8月25日、フィルムセンターにて。 1962年度作品。 原作:柴田錬三郎 脚本:新藤兼人 出演:市川雷蔵、藤村志保、渚まゆみ 、万里昌代、柳永二郎、天知茂、稲葉義男、浅野進治郎 見間違い? 市川雷蔵が斬った侍が「ターミネーター2」のように頭から体が縦に半分になったような気がしたが。 気のせいかも? それにしても不思議な空気が漂う映画です。 色々事情があって、天知茂は自分の妻(藤村志保)を斬ることになった。 その時に、藤村志保は、微笑みながら天知茂に斬られた。 天知茂と藤村志保は愛し合っていた。 その子供が市川雷蔵だ。 市川雷蔵が出家した父親天知茂に会いに行き、「一人で寂しいでしょう」と聞くと、「いつも藤村志保と一緒だから寂しくはない」と言う。 また旅に出た市川雷蔵が、追われている侍に姉を頼むと預けられたが、姉はわざと全裸になり弟を逃がす。 そして姉は敵に殺されてしまう。 その姉が殺されるシーンを、胸元から乳房にかけて血が流れるシーンで表現される。 市川雷蔵が人を斬った時に、天知茂が藤村志保を斬るシーンと侍の姉が殺されるシーンが写される。 市川雷蔵の心のイメージ。 市川雷蔵は生きている理由がないと考えていた時に、ある大目付を警護をすることになったが、守りきれなくて、大目付は刺客に殺されてしまう。 市川雷蔵は自分もこれまでと切腹する。 市川雷蔵の心には、また上の2つのシーンが現れる。 私の勝手な解釈だが、
市川雷蔵は、斬ることによる死と愛(天知茂と藤村志保)、斬ることによる死とエロス(胸元から乳房にかけて血が流れるシーン)を感じていたのではと思う。 自分が切腹しながら、その至福感を感じながら死を迎えたのではないだろうか。 |

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なるほど洞察が深いですね。面白い映画だとは思いましたが、私は残念ながらそこまで感じ取ることができなかったので、ラストの意味が分かりませんでした。TBさせてくださいね。
2009/9/6(日) 午前 6:27
ヒッチさん
市川雷蔵が斬った侍が半分にペロ〜と分かれませんでした?それが一番気になっているんですが。眠狂四郎のようなクールさもまだなく、どこか飄々とした不思議な空気が漂っていました。 ラストは自分が勝手に思っただけで、よくわかりません。
2009/9/6(日) 午後 7:43
多感な青年時に出自の秘密を知らされると共に、家族を失い、やっと巡り合えた信頼し仕えるに足ると思った人の命も奪われ(守ることができず)、拠り所となる全てを失った彼はもう現世に未練はなかったのでしょうね。
こちらからもTBさせてください。
2013/3/2(土) 午前 10:12
andanteさん
自分の人生の虚無感、絶望感にラストの行動へと繋がったのでしょうね。 不思議な緊張のある映画でした。
2013/3/2(土) 午後 2:08