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2009年9月12日、神保町シアター「没後二十五年フランソワ・トリュフォーの世界」にて。 1968年度作品。 脚本:フランソワ・トリュフォー、クロード・ド・ジヴレー、ベルナール・ルヴォン 出演:ジャン=ピエール・レオ、クロード・ジャド、クレール・デュアメル、ダニエル・セカルディ 「大人は判ってくれない」「アントワーヌとコレット」「夜霧の恋人たち」「家庭」「逃げ去る恋」が5作品の「アントワーヌ・ドワネルの冒険」シリーズの3作目。 観た順番は「逃げ去る恋」「アントワーヌとコレット」「夜霧の恋人たち」「大人は判ってくれない」。 この記事を書く時点で、「大人は判ってくれない」はすでに観ている。 「夜霧の恋人たち」だけの感想をいうと、ちょっとどんくさい青年が探偵修行をしながらのちょっとミステリータッチの恋物語といったような印象。 そして、「大人は判ってくれない」を観た後の感想は、トリュフォーは、ドワネルは愛に飢えていたんだろうなということ。 少年時代(大人は判ってくれない)に愛がもらえなかった分だけ、青年になってもよけいに愛を探し求めることになったんだろう。 ドワネルは仕事とかあまり興味もなく、女性とその家族と親しくなる。 内偵していた靴屋の奥さんが好きになり、お茶を飲んでいた時に「はい、マダム」と返事するところを「はい、ムッシュー」と返事をするが、その瞬間に、劇的な音楽がなり、電光石火のようにその場を立ち去る。意味が分からなかった。 トリュフォーの映画にはお遊びのような即興的に見えるシーンがあり、らしいということになる。 探偵事務所の同僚が突然心臓マヒで死んだ。
また、ドワネルの彼女につけまとっていた謎の中年男が、ラストで彼女に愛の告白をする。 「あなたなしでは生きていけない」と。 トリュフォーは、いつ死ぬか誰にも分からないから、恋をして愛を語ろうよと言っているようにも思えた。 トリュフォーはどこか詩人のようだ。 |

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ジャン=ピエール・レオはトリュフォーの分身なのでしょうか。このシリーズ「大人は判ってくれない」しか見てませんが、できることなら制作順に見ていくと、いくつも発見がありそうです。
2009/9/28(月) 午前 6:43
ヒッチさん
私は最後に「大人は判ってくれない」を観ました。逆行することの不思議さを味わいましたが、「大人は判ってくれない」が1番よかったです。大人のドワネルは「恋」だけに夢中でしたから。念のため「家庭」は観ていませんが。
2009/9/28(月) 午後 9:11
神保町でトリフォーを上映しているんだ。。。
このホールもよく出かけたもです。
トリフォーも好きでした。とっても。。。
2009/9/28(月) 午後 9:59
もすもすさん
トリュフォーは独自の世界感を持ってる監督だと思います。なんとなくフランスらしい気がします。アメリカ映画界からは出ない監督でしょう。
2009/9/28(月) 午後 11:38