|
2006年度作品。 解説によると・・・ フリーの映画宣伝マン・高坂藍子36歳。長身、美貌、才覚で男をひきつけてきたが・・。結婚、離婚、不倫あり。その相手やその別れた妻などかかわった人たちが語るちょっぴり哀しく、おもしろオカシイ6つの連作小説。 敵の女 Aクラスの女 本気の女 都合のいい女 昔の女 不敵の女 3年後の女 高坂藍子36歳が主人公。 その女性に関わりのある脇役(男もあり)たちを今度はそれぞれの短編で主人公にしている。 高坂藍子の不倫相手、不倫相手の妻と子供、元亭主、元亭主の妻、年下の仕事仲間、知り合いの90歳超の映画評論家、三つ下の妹。 他人から見ると、人々はすべて脇役。 でも自分の人生から見ると自分が主役。 当たり前のことだけど、そのことを小説にしたのは珍しいことだと思う。 涙を誘う場面は少ないけど、そのかわり、人生のやるせなさと人との出会い、ちょっと元気を出そうかなと感じさせてくれます。 いい小説です。 不倫相手が離婚した妻と子供、あまりに人のいい元亭主、90歳を超えていてエロだけどプロ根性の映画評論家の話は好きだ。 それでも、やっぱり情熱的でパワフルな高坂藍子女子の魅力は最高。
閉まりそうなエレベーターに腕を差し込み、無理やり入ろうとする人がいたら、高坂藍子だと思って注意しないとね。 |
全体表示
[ リスト ]




この本って山本さんっぽくない表紙だな〜中身はどうなんだろう?と思って、気になっている本です。
私は閉まりそうなエレベーターを前にしたらとりあえず鞄入れます。痛いもん(^^;)
2009/10/4(日) 午後 8:19 [ とくだ ]
プラチナさん
表紙はいかにもって感じでどうも安っぽいですよね(笑)。「凸凹デイズ」と比べると全体のレベルは落ちるかもしれませんが、それでも山本さんらしい本です。高坂藍子は「凸凹デイズ」の醐宮とでもいいましょうか。自分は足ですね。
2009/10/4(日) 午後 10:57
はじめまして、
うめと申します。
私も読書が好きで、
この本も、楽しく読みました。
「笑う招き猫」も楽しかったです。
また良い本があったら紹介してください^^
2009/10/7(水) 午前 0:09 [ うめ ]
うめさん
コメントありがとうございます。
「笑う招き猫」も面白かったですね。「アカコとヒトミ」もこの小説に出てきましたね。文庫本しか読んでませんが「凸凹デイズ」がベタですが1番好きです。
2009/10/7(水) 午前 1:02
これまでの作品から自分の中での山本さんの雰囲気を決め付けてしまうと変な読み方をしてしまうんでしょうね。男性から見た藍子と女性から見た藍子の印象が違うのかな、とも。
先日『シングルベル』を読みましたが、こちらは大好きでしたよ^^
2009/10/22(木) 午後 10:40
紅子さん
男性と女性では、見方は変わりますよね。男から見たらいいヤツだけど女に持てないとか(ちょっと違うかな)。人のブログでまったく考えもしなかったことで唖然としたことがあります。異性の感性で新しい発見するのも楽しいです。
2009/10/22(木) 午後 11:28