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2009年10月1日、船堀映画祭にて2回目鑑賞。 1966年度作品。 脚本:新藤兼人 出演:高橋英樹、浅野順子、川津祐介、片岡光雄、佐野浅夫、野呂圭介、玉川伊佐男、松尾嘉代、加藤武 昔観た時よりも面白かった。 何故だろう。 最初観た時は、この映画がいかにも昭和初めのバンカラといったイメージを誇張させた作り方が、どうもわざとらしく自分には馴染めなかった。 それから幾年月過ぎ、歳をとったせいか、昔観た時よりも客観的に観られ、心地よく楽しませてもらった。 高橋英樹が、スッポンの川津祐介に喧嘩の教えを受け、まっしぐらに喧嘩道に明け暮れる。 下宿先にはかわいい浅野順子がいる。 鈴木清順は感情的なシーンをわざとらしい(褒めことばです)映像をちりばめて、絵画のような舞台のような独特の映画手法で展開させていく。 一瞬、異次元の世界に迷い込んだような感覚。 ゾクゾクする。 この映画手法は、日本映画界ではかなり特異な存在だと思う。 𦚰役も個性豊かです。 スッポン川津祐介、タクアン片岡光雄、軍事教練の佐野浅夫、詩を作っている野呂圭介、校長の玉川伊佐男、カフェ松尾嘉代、特に北一輝の緑川宏は不気味な印象です。 そして、その中で光輝いていたのが、浅野順子さん。 なんとも可憐でピュアな女優さんでした。 残念ながら、今は、大橋巨泉の奥さんです。 この映画は、東京江戸川区の船堀という駅で、「船堀映画祭」という催しを今年初めて実行された中の1本の映画です。
上映の前に、鈴木清順監督、出演の川津祐介さんを招いてのトークショーがありました。 鈴木清順監督は78歳になられたようで、ちゃんとトークをされていてお元気といいたいところですが、鼻にチューブをされていて、どこか病気をお持ちのようです。 川津祐介さんとのお話も鈴木清順監督とあまり親しい感じでもなく、ちょっと盛り上がりにかけたかな。 ちなみに司会の女性は、昔日活ロマンポルノに出ていた水島裕子さんでした。 |

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「残念ながら、今は、大橋巨泉の奥さんです」の文章が好きですね。
同感です。(笑)
最近、過去に見た映画を見直す事が少なくなっていて、たまにはしないといけないですね。
違った視点でまた発見をしたいものですね。
2009/10/15(木) 午後 11:28 [ ひろちゃん2001 ]
ひろちゃんさん
浅野順子さん、ほんまにかわいかったですよ。
犯罪ですよね(笑)
鈴木清順監督いいですね〜。
自分も昔観てあまり好きではなかった黒澤作品をもう一度観てみようかなとも思ってます。でも黒澤映画は映画館でもあまりやってないようです。
2009/10/15(木) 午後 11:54
浅野順子さんは、最初「浅野すずこ」さんと言っていましたよね。
子どもの頃、大好きでよく見ていました。懐かしいです。
「けんかえれじー」は随分以前にテレビドラマになったのを見た記憶があります。残念ながら配役もストリーも覚えていないのですが、とても楽しんだ記憶はあります。
この映画を見たら、記憶がよみがえるかもしれません。
2009/10/16(金) 午前 0:10
2回目に楽しめる作品ですか。そういわるとそんな風にも思えますね。わたしは「とんかつの歌」のようにこの映画の数え唄が未だに頭に残ってます。
2009/10/16(金) 午前 6:55
alfmomさん
「浅野すずこ」さんは知らなかったです。当時のアイドルだったようですね。テレビドラマになったのも知りませんでした。誰が主人公だったんでしょうね、ヒロインにも興味がわきます。観てみたいですね。
2009/10/16(金) 午後 11:46
ヒッチさん
2回目というより、歳を取ったせいかもしれません。最近微笑ましく見える映画が増えているような気がします。特にこだわりを持って作った映画は余計にそう感じます。最高級の★を連発しそうです。
2009/10/16(金) 午後 11:52
「殺しの烙印」にコメントありがとうございました!
鈴木清順監督の「ツィゴイネルワイゼン」以降の作品が大好きでしたが、初期作品も映像など凝っていて面白そうですね!
「けんかえれじい」はテレビ放映していたのをなんとなく観たような記憶しかないので、見直したいと思ってました。
「わざとらしい」シーン、かなりツボだと思います♪
2009/10/22(木) 午前 1:27
かりおかさん
コメントありがとうございます。
日活時代の映画を何本か観ていますが、いきなり舞台のような映像になります。不思議な感性です。
逆に、なぜか「ツィゴイネルワイゼン」以降は観ていません。
どこかで避けていたようで思い切って観てみようと思います。
2009/10/22(木) 午後 11:00