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2009年10月14日、フィルムセンター「生誕百年 映画女優 田中絹代」にて。

1937年度作品。
脚本:平之助ごしょ、野田高梧
出演:田中絹代、佐野周二、笠智衆、徳大寺伸、河村黎吉、高峰秀子、岡村文子、谷麗光、出雲八重子

解説によると・・・
『新道』に続き五所平之助監督とのコンビで製作された下町情緒もの。銀座裏のとんかつ屋を舞台に、看板娘をめぐる恋の鞘当てがにぎやかに展開される。絹代演じるヒロインが片思いを抱く学生には、松竹三羽烏のひとり佐野周二が扮している。

田中絹代、生誕百年の大特集。
監督作品も含む95本を3カ月にかけて上映。
さすがは、国立近代美術館フィルムセンターならではのもの。
ということで、これから田中絹代関連の映画のレビューが続きます。

五所平之助監督の映画はお初です。
それも、五所平之助ではなく、平之助ごしょという名前でクレジットされていた。

なんともほのぼのとした映画。
看板娘田中絹代がかわいい。
ぽっちゃりしたいかにも日本的な顔立ち、人気が出るのもうなずける。
佐野周二も癖のない上品な大学生が良く似合う。
それ以上にいいのが、佐野周二の友達の笠智衆。
大学生であり坊さんという設定で、とんかつ屋の法事で見事なお経を唱える。
田中絹代と佐野周二との仲にいつも絡んで、お笑い担当。
料理人の中国人李(徳大寺伸)さんは、田中絹代が好きなのだが、田中絹代は知らずに、佐野周二と恋仲となり、佐野周二はとんかつ屋の手伝いをするようになる。
徳大寺伸が切ないです。

最後に、とんかつ屋の主人が、外人が来るからこれからはすき焼きだという。
1940年に予定されていた東京オリンピックのことらしい。
しかし、日中戦争の影響で、結局、開催を返上したらしい。
映画からまた一つ歴史を学んだ。
子役でデコリン(高峰秀子)が田中絹代の妹役で出ていた。
たいした話ではなくほのぼの系の映画ですが、妙にそこそこ気に入っている。

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たしかにストーリー展開はそれほどドラマチックでもありませんし、ユーモアやペーソスも「普通」程度ですけどね。そこそこ気に入っておられるところ、分かりますねえ。TBお返ししておきますね。

2010/4/23(金) 午前 6:07 ヒッチさん

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ヒッチさん
こんな戦前のマニアックな映画を観るヒッチさんに感動です。まったく癖のないこの映画にそこそこ気に入ってます。なんか相性がいいんですよね〜。コメントありがとうございます。

2010/4/23(金) 午後 9:08 シーラカンス

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