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2009年10月16日、シネマヴェーラ渋谷「追悼、長谷部安春」にて。 1971年度作品。 脚本:永原秀一 音楽:鏑木創 出演: 宍戸錠、佐藤允、藤竜也、梶芽衣子、内田良平、沖雅也 よかった。 あらすじ・・・ 長谷部安春監督と宍戸錠の名コンビによるニュー・アクションの佳作。宍戸錠扮する主人公が刑務所から出所。中央から進出してきた大組織の圧力から、地元の組同士の代理戦争をさせられるが、大組織は主人公の組を叩きつぶす。深手を負った主人公は弟分とともに大組織の事務所に斬り込む。 騙されて組をつぶされた怒りをストレートに汚い巨大やくざにぶちまける。 何か変な感想だが、人を傷つける方法は拳銃より刃物の方が感情がこもるようだ。 自分の手で相手を傷つける方が、気持が乗り移る。 さて、本題に戻って、この映画で1番すごいなと思ったシーンがある。 やくざの組長を殺しに、傷だらけの宍戸錠と藤竜也が、組長のマンションの部屋の壁にもたれて待つ。 藤竜也が瀕死の状態で「寒いっすね」という。 宍戸錠がウイスキーを藤竜也に渡す。 藤竜也はウイスキーを口に含み、寒さに膝を抱える。 時間が経つ。 青い顔の藤竜也。 宍戸錠が声をかけるが、返事がない。 藤竜也は息絶えていた。 このシーンをワンカットで写した(ように思う)。 長谷部安春は、男と男の無言の信頼関係、その生きざまを描きたかったのだと思う。 その思いがこの静かなシーンには凝縮されている。 藤竜也の代表作であろう。 何本か観た長谷部安春作品にも同じように単純に殺すことだけでなく、男の生きざまを描いた長谷部安春、追悼特集にも関わらず、平日にしても、観客が数十人とはチト寂しいな。
内田良平が新興ヤクザを軽いノリで動き回っていた。 |

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シーラカンスさんこんばんは。
ぶしつけですいません。
お聞きしたいんですが、藤竜也が出てくる日活ヤクザ映画で(日活でも、ヤクザじゃなくてもいいんですが)お勧めなの有ったら教えてもらえますか?
縄張りはもらった。とか、野獣を消せ。を教えてもらって観たら、非常に良かったので。
藤竜也が出てなくても名作あれば教えてください。
ずうずうしくてスイマセン。
2009/12/21(月) 午後 10:28 [ - ]
ユメニさん
ごめんなさい。実はそんなに日活ヤクザ映画は観れてません。噂だけなら「無頼シリーズ」「斬り込み」「流血の縄張」「新宿アウトロー・ぶっ飛ばせ」「関東幹部会」「不良少女魔子」などでしょうか。
どれだけ藤竜也が出ているかはよくわかりませんが。自分も観たい作品たちです。
2009/12/21(月) 午後 11:41
こっちこそずうずうしい質問ごめんなさい(;>人<)
噂だけでもありがたいです。
どこから観ていいのか分からなかったので。
早速探してみます〜。
2009/12/22(火) 午前 0:36 [ - ]
ユメニさん
いえいえとんでもないです。映画名を並べていて自分も日活ニューアクションを、藤竜也を観たくなってきたじゃないですか(笑)。レンタルにあるかどうかどうか・・・。
2009/12/23(水) 午前 10:14