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2009年11月3日、銀座シネパトス「マキノでワッショイ!人情祭り、任侠祭り」にて。 1941年度作品。 脚本:観世光太 出演:長谷川一夫/入江たか子/黒川弥太郎/高峰秀子/月田一郎/清水金一/鳥羽陽之助 汐見洋/清川荘司/清川虹子/沢村貞子/進藤英太郎 解説によると・・・ 阿波の徳島、廻船問屋の十郎兵衛(清川荘司)は悪家老に海賊の汚名を着せられ、阿波踊りの日にはりつけの刑に処された。以来、阿波踊りの日がめぐって来る度に行方不明になっている十郎兵衛の弟が戻ってきて復讐を遂げるに違いないという噂が流れるように。そしてついに7年目、一軒の船宿に怪しげな3人組が泊まり、かつて十郎兵衛の弟と婚約していた娘(入江たか子)も戻ってきていた・・・。そして一人の男(長谷川一夫)がやってきた。原作・脚本に山上伊太郎の名でマキノ正博監督と数々の名作を生み出してきた観世光太。 汚名を着せられ殺された兄の復讐劇そのものはよくある話だが、阿波お踊りを取り入れたことが珍しい。 船宿に宿泊している3人組と長谷川一夫とは無関係で逆に敵対関係にあると思っていたら、実は海賊になった長谷川一夫の手下で先に船宿に乗り込んで潜入調査をしていた。 そして、「明日踊ろうか」と漁師や大工たちに囁く。みんな海賊の一味だった。 このあたりの描き方と「明日踊ろうか」=家老暗殺決行という暗示が面白い。 赤穂浪士のような組織的な描き方ではなく、あくまでも長谷川一夫を主役に据えた勧善懲悪の映画。
大群衆が阿波お踊りを踊りながら、海賊が家老を殺すといった珍しい趣向は、中々迫力がありそれなりに楽しめる映画でした。 この映画でも高峰秀子が「十郎兵衛の弟が復讐を遂げる」という英雄伝説を信じ、港で待っている少女を演じて印象に残る。 単なる復讐劇にちょっとした爽やかな雰囲気と伝説物語のような匂いを醸し出していた。 それにしても、1940年代の映画でも高峰秀子はよく見かけるなあ。 |

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