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2009年11月26日、新文芸坐「気になる日本映画たち2009年上半期のベストセレクション」にて。 2008年度作品。 脚本:市川準 出演:砂原由起子、鯖吉、山崎隆明、三枝桃子、松村寿美子、佐藤慎一、柏木慎一、宍戸貴義 解説によると・・・ 同僚のスミと共に大阪から上京し、秋葉原の駅に降り立つユキ。彼女の目的は、蒸発したまま全く消息が分からない兄のヒサシの居所を探すこと。ヒサシから届いた葉書を手に、ユキは吾妻橋のたもとにたどり着く。すると、隅田川に添って点々とあるダンボールの家の片隅から兄がゴソゴソと出てきた。やがてとつとつと話し始める兄と妹。2人は、浅草に住むというヒサシの元妻・トモ子に会いにいくことになる――。『東京兄妹』('95)でベルリン国際映画祭の国際評論家連盟賞に輝いた名匠・市川準監督の遺作。東京の焦燥感と空虚感の間を揺れながらも、そっと繋がって生きる人々を描く。 ネタバレあります。 市川準監督の映画は1本しか観ていないから、遺作と言われても特に感傷的に観ることはなかった。申し訳ないですが。 この映画はプライベートフィルムだという。 個人的に作ったということではなく、賞をもらっているようなので自主制作ということのようです。 カメラも失敗したかのように画面がずれたりする。ドキュメント風。 それでも関西弁のもっちゃりしたしゃべりで雰囲気が柔らかに感じる。 東京の街で関西弁が飛び交うアンバランスも心地よい。 普段はCMのスタッフだった素人俳優さんのようです。 特にお兄ちゃん役の鯖吉がいい。 ぶっきらぼうで、変に頑固で、関西人らしいセリフで笑える。 ダウンタウンの松っちゃん、いしいひさいちを思い出した。 人物のセリフが流れるときに東京の街の風景が映る。 お兄ちゃんは昔付き合っていた女にもう一度やり直してほしいという。 女は「もう確かめ合うのはやめよう。誰が誰とどうしたとか。どう生きなあかんとか、そんなことはやめよう」という。 この言葉は好きだ。 しかし、女は町の中で、知り合いの男に刺されてあっけなく死んでしまう。 そのまま、エンディング。 女が殺されてしまうことで、素直にただ生きていくことの難しさを感じてしまう。 素人俳優を使うことでより演技的なものを排除しようと、都会の風景をインサートすることで人と都会の関係を、実験的な狙いはわかるが、申し訳ないが、先ほどのセリフを言わせるならプロを、普通の人なら自然なセリフにすべきだったと思う。そういう意味では中途半端な印象がしてしまった。
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こん
∧__,,∧
( ^ω^ ) のぞきにきましたよ〜
/ φ口o ふぅ〜ん生きることの難しさ・むなしさ
しー-J
2009/11/30(月) 午後 11:04
hana11さん
自分はそう感じましたけどね・・・。
2009/12/1(火) 午前 0:36