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2009.12.7 解説によると・・・ 青い田園が広がる東北の農村の旧家槙村家にあの一族が訪れた。他人の記憶や感情をそのまま受け入れるちから、未来を予知するちから…、不思議な能力を持つという常野一族。槙村家の末娘聡子様とお話相手の峰子の周りには、平和で優しさにあふれた空気が満ちていたが、20世紀という新しい時代が、何かを少しずつ変えていく。今を懸命に生きる人々。懐かしい風景。待望の切なさと感動の長編。 恩田陸さんらしい、不思議な匂いと雰囲気を持ったものがたり。 「ユージニア」「ドミノ」「ネバーランド」「まひるの月を追いかけて」に続いて5作目の小説。 「ユージニア」の古き時代、ミステリー風の趣に似ている。 常野一族との不思議な体験、思い出。 「にゅう・せんちゅりぃ」、新しい世紀に向かって漕ぎだしたはずだったのに。 戦争がおきた。 戦争に負けたところで終る。 今の時代で終るのではなく、戦争に負けたところで終る。 「これからは、新しい、素晴らしい国になるのでしょうか」という主人公のことば。 自分が住む現代から見た、過去からの未来。 「にゅう・せんちゅりぃ」だったのに。 常野一族はどこへ行ったのか。 寓話めいた古い時代の雰囲気、その匂いを味わえるだけで恩田陸の小説は楽しい。
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これは「光の帝国 常野物語」の続編でしょうか。また読んでみます。
2009/12/11(金) 午前 6:02
boyattoさん
一応続編となっているようですが。
光の帝国は読んでいません。3部作のようですね。雰囲気だけでも十分楽しめます。
2009/12/11(金) 午後 9:40
私、この本のお上品な語りがどうも・・・ざっくばらんな人間だからでしょうか(^^;)
ところで、「光の帝国」はまだ読まれていないようですね!私は恩田さんの作品の中で一番好きな作品が「光の帝国」です。連作短編集ながら、涙を流してしまいました。
この作品もちょっとじわっと来ましたけどね。
トラバさせてください!
2009/12/11(金) 午後 10:42 [ とくだ ]
プラチナさん
主人公が純粋なので、そういう語り口になっているのでしょうかね。短編のような味わいでした。「光の帝国」が1番ですか、面白そうですね。フリーメモしました。
2009/12/12(土) 午後 0:32