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鴛鴦(おしどり)歌合戦 2009年12月7日、新文芸坐「映画ファンが考えた2本立て」にて 1939年度作品。 監督:マキノ正博 脚本:江戸川浩二(マキノ正博) 音楽:大久保徳二郎 作詞:島田磬也 撮影:宮川一夫 出演:片岡千恵蔵、市川春代、志村喬、ディック・ミネ、服部富子、香川良介、遠山満、
尾上華丈、深水藤子
解説によると・・・一部のファンの間でカルト・ムービーとなっている時代劇ミュージカルの傑作。太平洋戦争へ日本が傾斜していく暗い時代、戦争協力映画が多く作られていたなかで、マキノはひたすら軽快・軽妙な映画を作っていた。日本のミュージカル映画はあまり成功していないが、この映画は例外的に成功した作品といえるだろう。貧乏浪人・浅井礼三郎(片岡千恵蔵)は、長屋の隣家の娘・お春(市川春代)と恋仲だった。だが、礼三郎に想いを寄せる娘が他にも二人。そのおとみ(服部富子<服部良一の妹>)と藤尾(深水藤子)はどちらもゆずらず、歌合戦にこと寄せて、皆が集まれば喧嘩が絶えない。ところが峯沢丹波守という陽気な殿様(ディック・ミネ)がお春に一目惚れし、お屋敷へ差し出すよう申しつけた。お春の父はそれを断わるが……。“ボクは陽気な殿様…”と歌いながら登場してくるディック・ミネといい、珍しく渋い歌声を聞かせてくれる名優・志村喬といい、思わず爆笑し、感心してしまう場面がいっぱい。映画とはこんなにも観る者を幸福にしてくれるのかと改めて感じさせてくれる一編。 ミュージカル映画「君も出世ができる」との豪華な2本立て。 全編、歌いっぱなしの時代劇ミュージカル映画。 それも、時代劇にジャズっぽいメロディとアレンジ。 歌詞も面白い。 「そ、そ、そ、それは・・・♪」とかどぎまぎしたセリフのように歌う。 終始ニヤニヤ顔で、ハッピーで楽しい映画でした。 脳天気で陽気な殿様ディック・ミネ、お春の父親でニセ物をつかまされる骨董好きの志村喬がいいですね〜。 黒澤作品では重厚な役が多いが、マキノ監督作品では軽妙な役が多い志村喬。 この映画でも、見事な歌までお披露目され、レコード会社からお誘いもあったらしい。 映画館からフィルム状態が悪いという断りがあり、上映中2度もストップ、16ミリのためかぼやけたシーンも多かった。 この素晴らしい映画の保存状態が悪いのがもったいない。 「僕は陽気な殿様〜♪」「さーてさてさてこの茶碗♪」、変に耳に残る。 |

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おおお!!シーラカンスさん観ましたか!!しかも映画館でですか。
羨ましい。しかし2度もストップとは…そんな事も古いフィルムだとあるんですね。ビックリ。
この映画のハッピーな空気はたまらなく好きです。
2009/12/12(土) 午後 11:27 [ - ]
ご覧になられましたね。ノー天気な私はDVDを持ってます。そちらの画質はなかなかいいですよ。ヒロインが最後まで我儘なんですが、何故か憎めないのです。その我儘娘に振り回される志村喬と片岡千恵蔵の滑稽さがいいんですね。
2009/12/13(日) 午前 7:02
ユメニさん
上映タイミングがよくて、やった!って感じです。今東京に住んでてほんとよかったと思います。ひどい上映環境でしたが、それでもあまりあるほどの楽しさでした。この映画の楽しさを教えてもらって、ありがとうございます。
2009/12/13(日) 午前 10:19
ヒッチさん
う〜ん、自分もDVDが欲しくなりましたね。もう一度歌を聴いてみたい。男女のたわいな喧嘩はマキノ調でしょうかね。片岡千恵蔵が病気かなんかで出番が少なく、志村喬とディック・ミネの出番が多いのが功を奏しているように思います。
2009/12/13(日) 午前 10:26
こちらこそシーラカンスさんには良い映画を教えてもらっています。
しかし素敵なタイミングです。
最近は良い昔の日本映画が東京では沢山かかっているんですね〜。
シーラカンスさんの映画を満喫されている生活が正直羨ましいです。
この作品は何回も(家でですが)観ました^^
2009/12/13(日) 午後 0:31 [ - ]
ユメニさん
そう、ほんとにバッチリのタイミングでした。東京では色んな特集をあちこちでやってます。映画環境はすごく恵まれている街です。だから、普通すぎてありがたみをわかっていない人もいるのでは。まあ今のうちに、できるだけ観ようと思いますね。ほんとDVD買おうかな
。
2009/12/13(日) 午後 10:02
新しい記事からこちらにも来ました。
この作品、本当に楽しいですよね。
僕も大好きです。
とくに、ディック・ミネの登場シーンは最高です。
2011/5/24(火) 午前 5:51
ぴんじょんさん
勢いがあり、元気をもらえる映画です。こういう楽しい映画は大好きです♪ 「僕は若い殿様♪」、ですね♪
2011/5/24(火) 午後 9:45
TB、有難うございました!
とっても楽しい映画でした。
「僕は陽気な殿様〜♪」「さーてさてさてこの茶碗♪」〜
私の耳にも、まだしっかり残っています。
演じている人たちもとても楽しそうでした。
短期間で完成された見事な“ミュージカル”
スタッフ、出演者たちの「制作力」にも驚かされました。
2014/4/26(土) 午前 0:21
alfmomさん
コメントありがとうございます。
こういう映画が日本映画で作れることが嬉しいですね。志村喬もディック・ミネも楽しんでましたね。
2014/4/27(日) 午前 8:09
16ミリフィルムだったのですか。
DVDもやはり、汚れた画面でした。
日傘を仮にカラーで見たらさぞかしきれいだったでしょうね。
でも、楽しくてたまらない映画でした。
TBさせてください。
2014/12/16(火) 午後 3:50
ギャラさん
16ミリフィルムでも、よくぞ残ってくれたと思いますね。昔はあまり評価されていなかったようで、ここ10年くらいで再評価されたようです。楽しくて笑顔になれる映画です。
2014/12/18(木) 午後 11:49