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2010年1月9日、フィルムセンター「映画監督大島渚」にて。 1967年度作品。 脚本:田村孟、佐々木守、大島渚 出演:桜井啓子、佐藤慶、戸浦六宏、殿山泰司、田村正和、小松方正、観世栄夫、福田善之 解説によると・・・ 豊満な肉体で男を求めて止まないネジ子は、死にたがっているオトコを海岸へ誘った。そこでヤクザ風の男たちがライフル銃を掘り出すのを目撃、ネジ子とオトコは謎の廃屋に監禁されてしまう。そこは異様な雰囲気に包まれ、怪しげな男たちがいた……。現代の狂気が炸裂した暴力、セックス、そして奇妙な恋を通して、人々の心の奥底に潜む残酷な殺意とそれと同居する無関心さに、警告を発する大島渚監督の衝撃作。 あかん、ようわからん映画だった。 「太陽の墓場」(1960年)がよかったので、今回観てみたがやはりもうすでに大島渚は遠いところへ行ってしまっていた。 奇妙な人物たちが、ヤクザの出入りのために集まった。 熱い日本の夏だから、みんなおかしくなっているのか。 髪の毛を白黒に染めたネジ子(桜井啓子)は誰とでもやろうとしているだけ。まったくあちこちをうろちょろしているだけ。日本のイメージか。 ラスト、死にたがっていた男とネジ子が愛し合う。男は「無理心中だ」といい、皇居が写される。日本は死んだということか。 拳銃をぶっ放すなら、ヤクザの出入りなら、無理心中をするなら日活映画のようなアクション娯楽映画にして、その中で訴えたらいいのにと考えてしまう。
まだ、理念が先行していて、観客の立場に立っていない芸術映画の誇りのようなものが強すぎているたようだ。 今後、大島渚の映画を観るのに躊躇しそうだ。 |

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大島映画はピンキリといった感じです。好きなものもあれば嫌いなものもある。芸術系映画を理屈で語るのは苦手なので、あくまで感覚の話ですが・・・。篠田や吉田についても同様ですね。本作のことはよく知りません。
2010/1/13(水) 午前 6:50
ヒッチさん
どこかゴダールに似ていて、最初はまだわかりやすいんですけど、年月とともにどんどん理解できないところに行ってしまいます。とりあえず大島監督は何本かみてみます。
2010/1/13(水) 午後 9:48