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2010年1月15日、フィルムセンター「映画監督大島渚」にて。 1961年度作品。 脚本:田村孟 脚本協力:松本俊夫、石堂淑朗、東松照明 出演:三國連太郎、ヒュー・ハード、沢村貞子、中村雅子、大島瑛子、山茶花究、戸浦六宏、岸輝子、
三原葉子、加藤嘉、小山明子、小松方正
解説によると・・・大江健三郎の同名小説を松竹退社後の大島渚が初めて、"独立プロ"で監督した問題作。 昭和20年、敗戦間近の初夏。東京郊外にある山村にアメリカ軍のB29が墜落した。村人たちの山狩りで猟の罠にかかった黒人兵が、足首に鉄鎖をはめられ村に連れてこられる。最初は黒人を珍しがっていた村人たちだが、いざ面倒をみることになると迷惑がり、地主の蔵に閉じ込め、輪番制で"飼う"ことになった・・・。 戦争末期、日本の閉鎖的な田舎を舞台に、黒人を捕虜にしたところから物語は始まる。
その村の規律を制する者、絶対的な権力は、「本家」の三國連太郎にある。 争いごとがあっても、村人のなれあいの中、三國連太郎の一言で決着する。 戦後ではないとはいえ、民主主義はこの村にはない。 死人が出ても、すべて捕虜の黒人がやったことにする。 世界の秩序はこの村の規律にあるとでも言うように。 子供たちだけが、大人たちのやり方を冷ややかな目でみている。 松竹退社後の大島渚が、保守的な松竹に対しての決別の映画なのか、大人たちへの反発なのか、日本という国=村への憎悪なのか。 明るい映画ではないが、強烈な個性のある映画でした。 1961年の大島渚監督は、まだ面白いです。 豪華で癖のあるメンバーには驚かされます。 |

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大島監督作品は、多分何も見たことがないと思います。
記事を読んで、とても興味がわきました。
正に「問題作」です。タイトルからもそれは伝わります。
2010/1/20(水) 午後 7:26
alfmomさん
こんばんわ、あ、おしゃれなバナーですね^^。
大島監督作品は数本か観ましたが、色んな意味ですべて問題作ですね。この映画も個性の強い映画でした。
2010/1/20(水) 午後 10:56
飼育というニュアンスがエロチックですよね。
でも彼とこの原作の持つ飼育という意味は、もっと時代性のあるものだと思いますね。
2010/1/29(金) 午後 10:05 [ dalichoko ]
chokoboさん
時代性は強く感じます。ドキュメンタリー風の映像が印象強いです。
2010/1/30(土) 午後 10:48
1961年の大島渚監督は、まだ面白いです。
この意見は賛成です。
でも 愛のコリ-ダ はよかったですよ。
2010/2/10(水) 午前 1:55 [ koukou ]
koukouさん
大島渚映画には珍しい土着の匂いのする映画でした。どこか今平のような。「愛のコリ-ダ」は観ていないので、今度上映機会があれば観ます。
2010/2/10(水) 午後 9:55
ブログの昨年の11月3日に大島渚を書いていますので、どうぞよろしければ。
2018/2/2(金) 午前 5:29 [ toushun7 ]
tou*hun*でお願いします。
2018/2/2(金) 午前 5:37 [ tou*hun* ]
> tou*hun*さん
またお邪魔させていただきます。コメントありがとうございます。
2018/2/3(土) 午後 7:59