|
2010年1月23日、目黒シネマにて。 2009年度作品。 脚本:沖田修一 出演:堺雅人、生瀬勝久、きたろう、高良健吾、豊原功補、古舘寛治、黒田大輔、小浜正寛、
西田尚美、宇梶剛士、嶋田久作
あらすじ・・・日本から1万4000キロ、昭和基地から1000キロも離れた平均気温マイナス54度の土地で働く究極の単身赴任となった観測隊員の生活をユーモアたっぷりに描く。 海上保安庁の料理担当である西村(堺雅人)は、南極ドームふじ基地に派遣される。 ペンギンやアザラシはおろか、ウィルスさえ生存できない極寒の地では、楽しみと言えば食べることだけ。観測隊員のために西村は、時に贅沢な食材を使い、娯楽の少ない彼らをもてなし、いつしか隊員たちと家族のような心の繋がりを感じるようになっていく。 面白かったですねえ。 前半は、男8人のおっさんたちだけの生活になると、なぜか部活のノリ、学生の合宿のような生活になるのが面白い。 中国研究会(麻雀)とか、豆まきの時に裸の鬼になって外に追い出すとか、手作りのバーの店をするとか、ラジオ体操のお姉さんのレオタードは「やっぱ赤だね」とか、背中を見せると「おおっ」とか。 野球をするために、石灰の代わりに赤ワインでライン引き、スプーンで味見とか。 男が考えることはバカバカしいけど楽しいです。 前の隊が残した伊勢えびがあったので「やっぱ、エビフライでしょう」というみんなの意見で、出来上がったのが写真のメタボのエビフライ。 で、「やっぱり、伊勢えびは刺身だな」の一言。 後半は、太陽が届かなくなり、一日中暗闇の世界。 8人も精神的な疲れを感じるようになる。 ラーメン好きなタイチョー(きたろう)は、ラーメンが無くなって、これから何を楽しみに生きていけばいいんだろうという。 南極生活がいやでズル休みする隊員。 バターを舐めている隊員。 閉ざされた世界でどこか病むようになる。 あることで堺雅人は、料理を作らなくなる。 そのため、7人で、見よう見まねでへたなりに唐揚げ料理を作る。 食べ物がみんなをまとめていた。 あいさつもしない隊員もいる。 人と付き合うのはわずらわしい。けど楽しい時もある。 昔観た「かもめ食堂」と同じように、素朴なおにぎりがめっちゃおいしそうでした。 かんすいがないため、ラーメンを諦めていたタイチョー(きたろう)のために、かんすいを作り、ラーメンを食べた時のきたろうのうれしそうなこと。 食べ物は、ほんと人を元気にしてくれます。 カメラを固定にして、南極基地のせまい様子を見せている。 その固定画面の中で登場人物のセリフがほのかなユーモアを醸し出している。 南極という異次元の世界と閉ざされた単身男たちの世界の面白おかしい映画。 本さん(生瀬勝久)の誕生日に電話に奥さんは出なかった。 奥さんとは南極に行くことで喧嘩していた。 南極から帰ってきたときに奥さんが泣いていた、よかったです。 何か変わったんだろうかと南極から帰ってきて自問する主人公。
ラスト、ハンバーガーを食べて「うま〜」と叫ぶ。 人にとって食べ物はどこでも変わりはしない。うまいものはうまい。 |

- >
- エンターテインメント
- >
- 映画
- >
- 映画レビュー








ヒッチさん
レンタルの直前に名画座で上映されるケースが多いですよ。ばかばかしく、そしてちょっと切ない映画です。なかなか面白かったです。おお薦めです。
2010/1/25(月) 午後 8:56
恋さん
たくさんのコメントありがとうございます。南極という予想もつなかない極地でおっさん8人の仕事と生活、おもしろくないはずがない。大昔の大学生活を思い出しました。
2010/1/25(月) 午後 9:11
とても氷の大陸の上とは思えないほど、バラエティ豊かな料理が登場しましたね。
あの伊勢エビのエビフライ以外は(笑)、すべてうまそうでした♪。
2010/1/26(火) 午前 1:26
ふぁろうさん
みんなおいしそうな食べ物でした。フランス料理まで登場しましたからね。エビフライをおいしく見せないのも技なんでしょうね。
2010/1/26(火) 午後 10:15
高良君が脱走するシーンから始まり、南極という過酷な環境では精神的に追い込まれ発狂するのかと思ったら…!?そのコントラストに虚を衝かれ楽しませてもらいました。映画のお陰で原作を読んでしまいました(*・∀-)☆
トラバさせて下さいね。
2010/1/31(日) 午前 9:42
金平糖さん
つかみはOK〜、よし!、でそのあとが中国研究会とは、おもわず笑ってしまいました。記事に書くのを忘れていました、追加しときます。原作はどうでしたか?面白かったですか?
2010/1/31(日) 午後 8:26
いろんなシーンで掴みはOKで・・・最後まで楽しく観賞できました。
劇場の帰り・・・ラーメンが食べたくなりましたよぉ〜!トラバお返しさせて下さいね^^
2010/2/1(月) 午後 8:49
くるみさん
ほのぼのくすくす系映画とでもいいましょうか。楽しく笑わせてもらいました。でも、「朝あいさつしろ」と言っていた生瀬勝久が喧嘩するのではとちょっと緊張しました。
2010/2/1(月) 午後 9:03
誰と何時どこで食べるかいう感じがしましたが・・・
諦めていたラーメンを食べてとても嬉しそうな隊員に「うまい」と
言わせなかったのはラストのタメでは無いのかな;
ベチャベチャなハンバーガーは「美味いものは旨い」というか
それでも旨い!と解釈しました
2010/2/21(日) 午前 7:12 [ sabaku ]
sabakuさんがおっしゃることが正解でしょうね。最初自分はラーメンのように、南極で食べられないハンバーガーを日本で食べて「うまい」と言ったんだろうと書いたのですが、南極でもハンバーガー食べることができますもんね。教えてもらってありがとうございます。
2010/2/21(日) 午後 6:48
おかげさまで、レンタルより先に、セルシーシアターで劇場鑑賞できました。ラッキーだったです。TBお返ししておきますね。
2010/2/23(火) 午前 6:15
ヒッチさん
滑り込みセーフ!、映画館で観れてよかったですね。セルシーシアターはなかなかいい映画をやってますよね。
2010/2/23(火) 午後 8:14
良かった・・・^^ 自分でいいながどうなのかなぁ・・・と
いずれにしても最近の牧歌的な邦画の中ではとても面白い映画でした^^
2010/2/24(水) 午後 0:58 [ sabaku ]
sabakuさん
いえいえ、こちらこそ浅い読みですいません。個人的な感想ですが、最近の日本映画は必ず平均点以上の水準はあると思うのですが、予想外の驚きのような興奮する映画に出会えていません。何かお薦めの映画があれば教えてください。
2010/2/24(水) 午後 9:01
うう・・・そうですね同じ感想を持ってます
牧歌的と書きましたが、ある意味平均点スレスレの映画と思ってます。
そのスレスレの中で惹かれた作品でした。
最近で面白かったの「容疑者Xの献身」でした・・・
メジャー作品なので、ご覧んになってるとは思いますがプロットは見事でした。
ラストの犯人の崩れ方は異質でしたが。
個人的にスキな映画は勝新の「兵隊ヤクザ」シリーズです”いま見ても新鮮”
などという恥ずかしい常套句とは無縁ですがとても楽しい映画です。
2010/2/27(土) 午前 4:29 [ sabaku ]
sabakuさん
「容疑者Xの献身」はTVで観ました。予想外の展開で面白かったです。でも、この映画も原作ありきの映画でした。独自性を持った映画は「ぐるりのこと。」「ディアドクター」が印象に残っています。「兵隊ヤクザ」シリーズいいですね。インテリ田村高廣と、もさ勝新のコンビが楽しかったです。
2010/2/27(土) 午後 11:22
ハンバーガーの「うま〜」にはえっ?と思っちゃいました。
南極でのお料理の方がずっとおいしそうでしたが。
帰国して家族と食べるものが何よりということでしょうか。
一面の氷をかいてかき氷ってすっごいぜいたく!
といっても、一瞬で飽きるでしょうが。
2010/3/10(水) 午後 0:22
ちいずさん
そうなんでしょうね、家族で食べることがおいしいということを単身赴任で感じたことでしょう。男たちの部活のノリが楽しかったです。かき氷、すぐにあきるでしょうね〜。
2010/3/11(木) 午前 0:08
ああ、いい記事ですね、映画の面白さが蘇ってきました。「男の考えることはバカバカしいけど楽しいです」ってほんとそうです、羨ましくなります(笑)
きたろうさんが「麺とスープがあればいいんだ」と涙目で訴えるシーン、堺雅人がから揚げ食べて「胃にもたれる」と泣くシーン、私も思わず泣きました。
食べ物ってほんと人を元気にしてくれますね。「かもめ食堂」が大好きなんですが、同じくらい好きな映画かも。
2010/8/31(火) 午前 0:11
boyattoさん
ありがとうございます! 自分で言うのもなんですが、半年前は結構几帳面に記事にしていたんですね。最近のいいかげんさを反省しています。前半のヤロウどもの部活のノリはいいですよね。バカなことを考えるのって楽しい。思い出しました、「胃にもたれる」のセリフ。素直に言い表さないところのセリフが、おかしく泣けますね、いいセリフです。「かもめ食堂」は、おにぎりを食べるシーンで泣してしまいました。
2010/8/31(火) 午後 9:10