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2010年1月23日、目黒シネマにて。 2009年度作品。 脚本:香川まさひと、吉田大八 出演:堺雅人、松雪泰子、満島ひかり、中村優子、新井浩文、児嶋一哉、安藤サクラ、内野聖陽 あらすじ・・・ 米特殊部隊ジェットパイロットのジョナサン・エリザベス・クヒオ大佐(堺雅人)。華麗なる経歴と流暢な日本語で次々と女性をおとす彼は、実は名前も経歴もでっちあげの稀代の日本人詐欺師だ。今は弁当屋の女社長・しのぶ(松雪泰子)を夢中にさせているにも係わらず、博物館のエリート学芸員の春(満島ひかり)や銀座のホステス・未知子(中村優子)もその毒牙にかけようとしていた。しかしそんな中、しのぶの弟・達也(新井浩文)に、クヒオが詐欺師だと見抜かれてしまい・・・。 「あんた日本人だろ。ばっかじゃないの。」松雪泰子の弟(新井浩文)が、あっけなくクヒオ大佐が日本人であることを見破る。 この映画はギャグなのか、真面目な映画なのかつかみどころがなかった。 笑っていい場面なのか、それとも真面目に観ないといけないのか、戸惑いながら観ていた。 弟(新井浩文)じゃないが、松雪泰子のあまりの真面目さに「ばっかじゃないの」と思った。 クヒオの妻になるなら「沈黙の艦隊」の漫画を読めと言われて、松雪泰子は真面目に本を読んでいる。世界平和のためと言われ、金を貢ぐ。かわいそうなくらいにいじめられる。 Mっけぷんぷんで、この前TVでやってた「デトロイト・メタル・シティ」のSっぽい過激さと間逆で面白かった。 博物館の学芸員の春(満島ひかり)も仕事での人間関係に疲れて、「ほろっ」と騙される。 クヒオ大佐(堺雅人)は、貧しい子供の頃に父親の暴力を受け、現実回避してしまっている。 しゃべればしゃべるほど偽りの過去を作り出し、自分はクヒオ大佐であることに陥る。 現実と虚構の世界を交差する。 さすがに銀座のホステス・未知子(中村優子)は、軽く見破り逆にお金を借りようとするつわもの。格が違う。 松雪泰子は、はたしてクヒオ大佐を好きだったのだろうか。クヒオ大佐を演じていた男が好きだったのだろうか。ラスト、警察に捕まるクヒオ大佐に対して敬礼する松雪泰子をみて、笑いそうになるほど悲しくなる。 弁当屋の社長であくせく生活する松雪泰子は、ただ夢がほしかっただけかもしれない。 クヒオ大佐がヘリに乗り作戦を仕切るシーンから、パトカーに乗っているシーンへとつながる妄想展開は面白かったです。
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堺雅人と新井浩文の会話はすべて笑えました♪。
そういえば確かに松雪泰子のキャラは、デトロイトメタルシティとは正反対でしたね。
2010/2/2(火) 午前 0:47
はじめまして、面白そうな映画ですね。
映画は大好きでよく通いましたが、最近はご無沙汰です。
残念な事に近くには観られるところがないもので残念です。
2010/2/2(火) 午後 3:11 [ きのこ ]
ふぁろうさん
戸惑いながら観ていました。「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」も奇妙な映画でしたが、つまみどころがなく一筋縄ではいかない映画です。この映画では松雪泰子は我慢の人でした。
2010/2/2(火) 午後 11:08
きのこさん
コメントありがとうございます!真面目でおかしな映画でした。なんか申し訳ないです。今東京に仮住まいなので、なるべく映画館で観ようと頑張ってます。またお暇なときに立ち寄ってください。
2010/2/2(火) 午後 11:32
そうそう、あの妄想シーンはちょっと「あれ?」と思いましたね。
女性はみんなわかっててつきあってるみたいでしたね。
心中を迫るしのぶが迫力でした。
クヒオが受け売りでしゃべっていたキノコをネタにしてるところが笑えました。
受け売りだから、何にも覚えて無くて、泡食っちゃったんですね!
2010/10/7(木) 午後 0:18
ちいずさん
妄想シーンの切り替えはうまかったですね。おかしなコメディでもなく、女性は真剣で、どう理解したらいいのか不思議な映画でした。キノコネタもうまい小道具でした。
2010/10/7(木) 午後 10:49
観ているうちに、クヒオ大佐がいじらしく思えてきてしまいました。
なんだか、わびしさの残る映画でした。コメディなのに・・・。
TBさせてください。
2011/2/27(日) 午前 0:07 [ あきりん ]
あきりんさん
私はこの映画をどう見たらいいのか迷いながら見ていました。不思議な映画でした。
2011/2/27(日) 午前 9:57