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2010年2月2日、フィルムセンター「アンコール特集1995−2004年度の上映作品より」にて。 1956年度作品。 原作:泉鏡花 脚本:和田夏十 出演:淡島千景、山本富士子、若尾文子、品川隆二、柳永二郎、船越英二 解説によると・・・ 日本橋元大工町のあたりで九人の芸妓をかかえる稲葉家の女あるじお孝(淡島千景)は、意地ときっぷが身上の芸者。 令夫人と呼び名のある美人芸者、滝の家清葉(山本富士子)をつね日頃から目の仇にしている。 そこへ行方のわからぬ姉を慕う一人の医学士(品川隆二)が清葉にふられ、お孝が好きになり花柳界を舞台にふたりの美女の対立はますます華麗に激しく、そして哀しく展開していく。 やはり市川崑は変な映画を撮る。 感情の起伏をわざと抜いて、映像だけで物語を紡いでいこうとする。 色落ちしたカラー、狭い路地裏の家、レトロな橋。 幽霊話から始まり、この映画の妖しさを漂わせている。 淡島千景と山本富士子の対立は明確。
ただ、医学士(品川隆二)が何を考えているのか、理解できなかった。 お孝に捨てられる通称「赤熊」なる怪人物(柳永二郎)の存在も異質。 姉の存在もよくわからない。 もしかしたら、泉鏡花の原作が不思議なのかもしれない。大正時代の作品のようだ。 正直この映画を消化できずにいる。 泉鏡花が登場した「帝都物語」を思い出した。 |

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変な映画でしたか。でもこれ見たいです。
淡島千景と山本富士子という珍しい取り合わせだけでも好奇心をかき立てられますね。
2010/2/7(日) 午前 8:37
ヒッチさん
たぶん自分がこの物語の意味を理解できていないために、そういう表現になりました。淡島千景、山本富士子、若尾文子、御三人とも艶やかで美しかったです。
2010/2/7(日) 午後 8:42