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2010年2月26日、シネマヴェーラ「映画史上の名作3」にて。

1946年度作品。
脚本:デクラ・ダニング
出演:オーソン・ウェルズ、エドワード・G・ロビンソン、ビリー・ハウス、ロレッタ・ヤング

この映画、DVDのタイトルは「ストレンジャー」らしい。ややこしいです。どちらかに統一してほしいな。
連合軍の戦犯委員会では、ナチスのユダヤ人収容所所長だった人物マイネケをわざと釈放して泳がす。
それは行方をくらましているナチスの若き首謀者キンドラを探すことだった。
収容所所長をこっそり戦犯委員会の刑事(エドワード・G・ロビンソン)が尾行する。
ある町で収容所所長は行方不明になる。
その日は大学の先生チャールズ・ランキン(オーソン・ウェルズ)と恋人が結婚式を挙げる前日だった。

オーソン・ウェルズは悪役がよく似合う。
さりげなくマイネケの首を絞めるオーソン・ウェルズが怖い。
変な言い方ですが、この怖さが実にかっこいい。
白黒、光と影、凝ったカメラ構図、短いカットと長まわしカット、映像処理は面白い。

やがてキンドラだったことが次第に発覚すると、妻も殺しかねない状況に。
すでにキンドラの人殺しを見ている観客は、眼を向いたオーソン・ウェルズを見るにつけ、いつ妻を殺すのだろうかとゾクゾク。
エドワード・G・ロビンソンはよく見るとかなり背が低い。それでも大きく見えるのは独特のフェイスが大きく見せるからだろう。
ただ、チャールズ・ランキンがキンドラであることが分かっても、エドワード・G・ロビンソンはキンドラの妻を助けようとせず、妻の良心を待つみたいなことを言う。
キンドラが殺人を重ねる可能性大なのにちょっと信じられない言葉で、緊張感のない刑事にがっかりした。

この段階でエドワード・G・ロビンソンの存在感より、オーソン・ウェルズの魅力が勝った。
ラスト近くオーソン・ウェルズが俺は上から言われたことをやっただけだと情けないことを言うなど人間の弱さも見せたり、予想どおりとは言えラストの時計台のシーンもなかなか迫力があり、十分に楽しませてもらいました。

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オーソン・ウエルズは怪優といわれるように、一癖ある演技が圧倒しますね。時計台の手のアップのシーンなど、カメラもうまいですね。

TBお返しします。

2013/3/9(土) 午前 0:22 fpd

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fpdさん
オーソン・ウエルズの存在感はさすがです。光と影の使い方もうまいです。未公開とは残念です。

2013/3/9(土) 午後 3:30 シーラカンス

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