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2010年2月14日、シネマヴェーラ「70年代の青春:鬱屈と混沌と」にて。 1974年度作品。 脚本:内田栄一 出演:秋吉久美子、長門裕之、清水理絵、林ゆたか、高岡健二、赤座美代子、加藤嘉 シネマヴェーラの「70年代の青春:鬱屈と混沌と」特集もこれが見おさめ。 秋吉久美子の「赤ちょうちん」「妹」に続く日活三部作のラスト。 脱サラでラーメン屋を開業したものの、やる気のない40代の中年男(長門裕之)と、空しさに耐えかねて時々集団万引をする予備校の女子学生(秋吉久美子)とのあてのない旅を描いた作品。女子学生が襲われそうになった時の長門のセリフ“オレはバージンを守る義務があるんだ”が印象的。(eiga.com解説より) あまりに情けなくぶざまな男の話。 秋吉久美子は集団万引のため警察から追われ逃げる。 長門裕之は彼女のバージンを守るため彼女についていく。 バージンを守ることしか自分の存在感を見いだせない。 長門裕之の見栄を張るが、何もできないどうしようもない男への投影が強い。 やがて、二人して逃避行。 お金も底をつきかけ、競艇でわずかの金を稼ぐ。 堕ちていく二人、道行の様相を呈する。 二人で海の見えるコテージに泊まる。 朝起きると秋吉久美子がいない。 狂わんばかりに捜す長門裕之が崖から落ちる。 血まみれになりながらも死なない。 全裸のまま海で優雅に泳ぐ秋吉久美子を眩しそうにただ見守るだけ。 もう若くはなく泳ぐこともできずに、死ぬことさえも許されず、みじめに情けなく生きていくしかない男を長門裕之が見事に演じている。
藤田敏八監督らしいみじめな中年男の描き方とこの時代の匂いがする映画でした。 |

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こんばんは。
この映画は何が言いたいのかよく分からなかったのですが、
これを読んでなるほどと思いました。
理解しないまま観終わってる映画が結構有ります。(理解していない事にも気が付いていない場合も…)
男性の悲哀は自分は分からないんだろうなーと思います。
2010/3/4(木) 午後 6:18 [ - ]
ゆめにさん
これが正しいかどうかもわかりませんが、自分はおっさんなのでそう感じました。若い女性の元気には惹かれます。川端康成が自分の老いが怖くて自殺した気持ちもなんかわかるような気がします。すいません、暗くなってしまいましたね^^。
2010/3/4(木) 午後 11:04
いえいえ。暗くないですよ(^0^)そうなんですね。変化を受け入れるのって大変な事だと思っています。(自分が下手なもので)シーラカンスさんのブログを読むと、分かる事が多いです。自分の視点や視野が狭いと最近感じます。分からない事が沢山ある!!と、急に気がつき一人恥ずかしい思いがしています。
2010/3/4(木) 午後 11:21 [ - ]
そんなことはないですよ。ゆめにさんの素直な感想、好きですよ。上手な記事でうまい文章の人って多いですけど、一般的すぎて自分の感想がないように感じます。
ゆめにさんの記事って自分の思いを書いてられるんで、女性の視点であったり、若い人の気持ちとか、ああそうかって思います。でも、日活ロマンポルノはどうも苦手なんですよね。今観たらまた違う印象を持つかもしれませんが・・・。
2010/3/5(金) 午前 0:06
ありがとうございます。相当アホっぽい感想で恥ずかしいですが素直に書こうと思います。日活ロマンポルノは、最近若い女性に受けてるという記事を読んだので、結構女性向きなのかなぁ?と思ってきました。父が昔の日本映画やロマンポルノが好きで、遺伝なのかな?とも思っていますが(笑)でも最近は日活ニューアクションのレベルの高さに驚いています。面白いです。
2010/3/6(土) 午前 0:24 [ - ]
ゆめにさん
3月後半に映画館で日活ロマンポルノの上映があるので、そのタイミングでゆめにさんのブログをのぞかせてもらってアドバイスもらおうかなと思っています。よろしく!
2010/3/6(土) 午後 8:26
ろくな感想が無いので参考になるか分かりませんが(汗)
つまらないのを押していたらごめんなさいです。
大御所(神代、 田中登、藤田敏八、小沼勝、曽根など)の監督で有ればハズレはあまりないかと思います。
シーラカンスさんの好みに合ういい作品に出会えるといいですね。
2010/3/6(土) 午後 11:44 [ - ]
ゆめにさん
今回の上映は田中登の映画が多いようです。でも男性の自分が女性の人にロマンポルノを聞くのも変なもんですね(笑)。
2010/3/7(日) 午後 8:28
そういえばそうですね。オホホホ。お恥ずかしい…(。- -。)
2010/3/9(火) 午前 0:01 [ - ]
ゆめにさん
ハハハ、まあ映画は面白けりゃ、ネ!
2010/3/9(火) 午前 0:31