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2010.2.19 蘭学塾・思々斎塾で勉学の日々を送っていた緒方章(後の洪庵)は、師匠の依頼により禁制の蘭学書を購入するため、禁書売りとの取引きを始めた。ところが、その男が殺され、困惑する章の前に、大坂の町を陰で支え守り続けてきた「在天」の一族で左近と名乗る男装の娘が現れる。若き日の洪庵と左近が大坂の町で起こる難事件に挑む、新シリーズ第一弾。(内容(「BOOK」データベースより)) あまり時代ものの小説は読まないので、たまには読んでみようかな。 ということで、特にこだわりなく何げなく読みました。 大阪生まれなので、適塾を開いた緒方洪庵の話もいいかなっと。 それに、ちらっとTVで見た男装の麗人左近が面白そうだったことも。 TVでは栗山千明がよく似合っていた。 小説でもやはり一番目立っていたのは「在天」の一族の左近でした。 「在天」とは四天王寺に属する楽人の集団「在天楽所(ざいてんがくそ)」のことで、その楽人で、裏では大坂の町を守る闇の守護神「在天別流」の中心人物だった。 表稼業と裏稼業の二つの顔を持っている。 この女性がまたかっこいいのだ。 腕は立つ、頭は切れる、度胸もある、それに美人だから、言うことなし。 それにひきかえ、緒方章はまだ若く坊っちゃんで武道はだめ、喧嘩は弱い、いつも大阪の商人に騙されてしまう。 そんな二人が事件を解決(ほとんど左近が解決するが)していく。 緒方章の師匠の中天游も飄々として大阪人らしいええかげんさ。
事件帳と言いながら、話自体がそんなに面白いと思えないのが残念。 四天王寺、住吉大社、天神さん、長堀、難波と大阪らしい名前が出てくるのがうれしい。 |
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