最近気になること

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2010年2月26日、シネマヴェーラ「映画史上の名作3」にて。

1946年度作品。
脚本:セルジオ・アミディ、アルフレッド・ヘイス、フェデリコ・フェリーニ、マルセロ・パリエロ、ロベルト・ロッセリーニ
出演:カルメラ・サツィオ、ドッツ・M・ジョンスン、マリア・ミーキ

1943年7月、シチリアに上陸した連合軍によってイタリアの街は解放されていった。シチリア。偵察隊の手引きをしてくれた村娘と共に城塞に残る米兵。気のいい彼は家族の写真を見せようとライターを点けるが……。ナポリ。酔っ払った挙げ句に靴を盗まれた黒人MPが、犯人の少年を捕まえて家に案内させるが彼がそこで見たものは……。ローマ。米兵が知り合ったひとりの娼婦こそ、彼がかつてひそかに恋焦がれていた少女だったのだが……。他にフィレンツェ、ロマーニャ地方、ポー河畔にでの戦争を巡るドラマが展開される。(TSUTAYAONLINE解説より)

6話のエピソードで綴られる。
画像が悪くて、特に1話は夜のシーンばかりなので、ほとんど真っ黒な状態で女性と米兵とドイツ兵の間で何が起こっているのかでまるでわからなかった。
これがいけなかったのか、途中から睡魔に襲われてしまった。
2話は米兵の黒人と少年の話。
連合軍である酔っ払い黒人兵の靴をかっぱらう貧しい少年。
酔っ払いながらハーモニカを吹いたりとほのぼのとした話、その後、黒人兵が少年を見つけて靴を取り返しにその子の家にたどり着いたら、悲惨な家のため、黒人兵は靴も取らずに帰っていった。

戦争シーンや連合軍の侵攻といった実写シーンを織り混ぜながら、連合軍がイタリアの南からドイツ軍を後退させイタリアを解放していく。
イタリア市民が連合軍を好意的に受け入れるのを観ながら、あまりにも日本との違いに戸惑いを感じた。
イタリアはムッソリーニの失墜から軍部が弱くなったのに対し、日本は最後まで軍部の力が強かったためだろうか。

6話が一番印象強かった。
イタリアパルチザンが連合軍と共同してドイツと戦う姿が本物のように生々しい。
抵抗するパワーを感じた。

閉じる コメント(9)

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イタリアのファシズムは、日本、ドイツと違って、政権与党でしかなかったので、対抗勢力も多く存在しているみたいですね。
ベルドリッチ「暗殺の森」(原作モラビア)でも、そのへんが描かれていました。
日本も一般市民は、神国=日本なんか信じてはいない人が結構いた筈ですが、国民性で、表には出さなかっただけではないでしょうか。

2010/3/5(金) 午後 1:02 [ ひろちゃん2001 ]

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ひろちゃんさん
そうなんですか。「暗殺の森」はTVで中途半端にしか観ていないので、もう一度観てみたいです。「1900年」も。イタリアパルチザンが抵抗していたのに、日本ではあまりそういう動きが特高に押さえつけられていたのは、軍部の力の差では・・・。イタリアのような状況であれば特攻隊もなかったのではと考えてしまいます。

2010/3/5(金) 午後 11:38 シーラカンス

興味深い映画です。フェリーニも脚本を書いているんですね。
一時、古いイタリア映画にはまっていたのですが、最近ご無沙汰でした。またチェックしてみたいと思います。

2010/3/6(土) 午後 9:25 ぼやっと

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戦争三部作の中でも、六話編成というドキュメンタリータッチで異色の作り方でしたね。それぞれのエピソードはあまり覚えていないのですが、黒人兵と少年とのやりとりが印象的でした。

2010/3/7(日) 午前 7:09 ヒッチさん

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boyattoさんのコメントにちょっとびっくりしました。
フェリーニがお好きなんでしょうか?昔観た「道」は好きでした。今度「甘い生活」「8 1/2」を観る予定です。「古いイタリア映画」とはリアリズム主義の頃なのでしょうか?

2010/3/7(日) 午後 8:08 シーラカンス

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ヒッチさん
ドキュメンタリータッチの中でも、黒人兵と少年のやりとりが微笑ましく、ラストでは厳しいイタリアの現状を見せる落差が印象的でした。

2010/3/7(日) 午後 8:38 シーラカンス

詳しくはないんです。マストロヤンニのファンなんですが、フェリーニが撮った「甘い生活」が大好きで。「道」は沁みますね…。
リアリズム主義って「自転車泥棒」の頃ですよね。それより後です。「道」から「ひまわり」まで、といった辺りです。

2010/3/11(木) 午前 0:05 ぼやっと

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boyattoさん
自分はマストロヤンニはあまり観ていないです。「甘い生活」よさそうですね、楽しみです♪ すいません、「ひまわり」も観ていないです、いつか観たいですね〜。

2010/3/11(木) 午前 0:14 シーラカンス

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記録映画の中にドラマが共存しているような、感動的な映画でした。娼婦に堕ちた女性と再会したのに、まるで別人と接しているようでした。それほど戦争は人間を変えてしまうということでしょうか。

2016/10/27(木) 午後 4:26 瀧野川日録


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