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2010年4月5日、神保町シアター「ニッポンミュージカル時代」にて。 1962年度作品。 脚本:鷹沢和善、高島貞治 音楽:米山正夫 出演:美空ひばり、江利チエミ、東千代之介、千秋実、加賀邦男、山形勲、堺駿二、田中春男 町娘のお君とおとしは、ひょんなことから事件に巻き込まれ、南町奉行のお縄になった。その後、無実が晴れるが、世の中の矛盾に愛想を尽かす。そして、それぞれ弥次郎兵衛、喜多八を名乗って、東海道を西に向かうが…。 昭和の大スター・美空ひばりと、三人娘の一人・江利チエミが共演した時代劇ミュージカル。二人の珍道中に、恋とアクションを絡めて描いた娯楽作である。(解説より) 歌あり、踊りあり、チャンバラありの楽しい弥次喜多ロードムービー。 華やかで、色鮮やかな衣装、いかにも東映時代劇っぽい映画でした。 美空ひばりさんは、当たり前ですが歌がうまい! 江利チエミさんは、愛嬌があって、天性のコメディアンヌではないかと感心しました。 最初は薄汚い坊主だった東千代之介が、実は麻薬のおとり捜査のイケメン江戸南町奉行所与力。 千秋実は、お笑い担当の江戸南町奉行所与力の部下。 いつも気になる田中春男は、相変わらずのねっとり大阪弁が楽しい。 沢島忠監督の映画は前から観たかった。 話のテンポがよく、群衆シーンは横に移動しながらのカメラワーク、また早送りも駆使する。 美空ひばりと江利チエミが刀を振りかざし悪人をバッタバッタと斬っていく。 おお、すごいなと思っていたら、なんと二人の妄想だったというオチ。 こういうところは好きですね。 所詮、映画は作りものだという職人技で、楽しませてもらいました。 でも、残念ながら、ストーリーに少し工夫が足りなかったようです。
例えばひばり・チエミが、知らずに麻薬を運ぶことになるとか、悪人との関係を可笑しく絡ませて、そこに東千代之介が助けにくるという話なんか面白いと思うのですが。 弥次喜多道中で思い出すのは、小国英雄さん、彼が脚本を書いていたら、もっと面白い映画になっていたのではと考えてしまいます。 |

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この映画は未見ですが、
沢島忠は、本当に「カメラまで踊る」軽快さがある娯楽映画の職人監督ですね。
「殿様やじきた」シリーズとか、「一心太助」ものも、お薦めです。
2010/4/6(火) 午前 0:26 [ ひろちゃん2001 ]
ひろちゃんさん
コメントありがとうございます。
沢島忠の1958年頃の映画が観たいです。
「一心太助」ものは観たいと思っているんですが、なかなかタイミングが悪くて観れずにいます。東京にいるうちに是非観たいですね^^。
2010/4/6(火) 午後 9:28