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2010年4月24日、早稲田松竹にて2回目。 2006年度作品。 原作:筒井康隆 脚本:奥寺佐渡子 声優:仲里依紗、石田卓也、板倉光隆、原沙知絵、谷村美月 高校2年生の紺野真琴は、自転車事故をきっかけに、時間を跳躍する能力を持ってしまう。その能力のことを叔母の芳山和子に相談すると、それは“タイムリープ”といい、記憶の確かな過去に飛べる能力だという。半信半疑の真琴だが、日常の些細(ささい)な不満やストレス解消などのため、むやみやたらに能力を乱用しだし……。(解説より) ネタバレありますので、ご注意を。 2010年の実写版ではなく、2006年のアニメ版の方です。 私、切ない青春映画には滅法弱いのです。 真琴とちあきとこうすけ3人は、女一人と男二人だけど、仲がいい。 3人はいつもキャッチボールをしていて、真琴はこうして3人でキャッチボールが続けられるといいなと思っている。 真琴はふとしたことから、タイムリープする能力を身につけてしまう。 困ったことがあると、すぐ過去に戻ってやり直しをする。 やりたい放題で言うことなし。本人も満足でウハウハ状態。 でも、そのうち、やり直しすることで、色んな人を傷つけたり、恋のキューピットをしたりして、気持ちが落ち込んでくる。 またある時、帰り道で、ちあきに告白されると、今まで仲のいい友だちだと思っていたのに、気持ちの整理ができなくて、過去に戻って一緒に帰らないようにして、告白をなかったことにしてしまう。 叔母さんの芳山和子に、タイムリープのことを相談する。 過去に戻ればいいじゃないと言われる。 「人の気持ちを弄ぶことはしたくない」とも言う。 「あなた、いままで、どれだけ繰り返し過去に戻ってきたの。今までは人の気持ちを弄んでなかったの」と。 それから、真琴は、ちあきを避けるようになる。 過去に戻って、告白していないことになっているので、ちあきは告白したことすら感じていない。 今まで普通の友だちだったと思っていたことが、ちょっとしたことで意識してしまうデリケートな気持ちが、とっても切ない。 もう昔のような3人には戻れない。 それは悲しいことでもあり、新たな道を踏み出していくことでもある。 タイムリープによって、自分の死であったり、こうすけの死であったり、残酷なシュチュエーションが用意されている。 そしてその残酷な出来事を乗り越えるための、悲しく後悔する感情を引き出すためのツールとしてうまく表現されている。 ラストがまたいい。
「未来で待ってるぞ」、「うん、すぐ行くよ、走っていくから」 昔の「時をかける少女」の芳山和子ではなく、今の時代の少女のセリフ。 清々しくて、気持ちいい。 |

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これはかなりの傑作だと思います。
原作をとことんデフォルメして、田舎でIT合戦というのもアンチテーゼとなっていますよね。
2010/4/26(月) 午後 10:01 [ dalichoko ]
chokoboさん
すいません、言い出しにくいんですが・・・、それは「サマーウォーズ」では。。。「サマーウォーズ」も併映でしたので、いづれアップしますので、お待ちを。「サマーウォーズ」もよかったです。
2010/4/26(月) 午後 10:42
大昔、角川映画で見たことがありました。。。
それもなかなかでしたねぇ。。。
監督は大林さんかな?主演が原田知世さん?
2010/4/26(月) 午後 11:23
もすもすさん
大林監督版も好きです。ラスト社会人になった原田知世さんは、記憶を消されていて、深町くんとすれ違っていても、気がつかない、なんとも切ない映画でした。この映画は現代風にはなっていますが、同じ気持ちにさせてくれます。いい映画でした。
2010/4/27(火) 午後 9:51
よく出来てました。今風の設定ですけど、若者向けというより、これはむしろあの頃に戻りたいという大人のためのタイムリープの物語だと思いました。
2010/4/28(水) 午前 6:52
ヒッチさん
細田守監督は、昔ならではのオーソドックスな映画作りをする監督だと思いました。書き忘れてしまいましたが、タイムリープの回数が1回残っている発想のうまさは、いいですね。
2010/4/28(水) 午後 11:09
こんばんは!この作品はタイムパラドクスの名作として
そして演出も素晴らしいアニメとして十分に楽しむことが
出来ましたね〜〜〜初演時とTV放映も観た気がしますし、
この夏に、再上映していたのも嬉しかったです☆
2012/11/26(月) 午前 2:58
エルザさん
夢のようなアニメではなく、人の気持ちをもてあそぶことの残酷さも伝え、高校生のデリケートな感情も豊かで、とてもいい映画でした。
2012/11/26(月) 午後 10:09
今さらながらの鑑賞でした。
いや〜!良い映画でしたね〜♪
最後のシーンの台詞もキューン!
2015/8/1(土) 午前 3:44
やっくんさん
「時をかける少女」はオリジナルもこの映画も実写版もすべて観ています。時代ですね、ポジィティブな主人公もいいですね。
2015/8/2(日) 午後 9:24