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2010.5.1 ミステリーにおける最大の謎は、人の心の奥深くにある—。警視庁の大迫警視が、あのハイジャック事件で知り合った「座間味くん」と酒を酌み交わすとき、終わったはずの事件は、がらりとその様相を変える。切れ味抜群の推理を見せる安楽椅子探偵もの六編に、「月の扉」事件の十一年後の決着を描いた佳編「再会」を加えた、石持ミステリーの魅力が溢れる連作短編集。(本の解説より) 石持浅海が書いた「月の扉」で大活躍した座間味くんが警視の話を聞いて推理する7つの短編集。 Tシャツに座間味島がプリントされていたから「座間味くん」と呼ばれているだけで本名はわからない。 私的な話ですが、会社の関係で「座喜味」という人がいて、どうしても「座間味くん」ではなく「座喜味くん」で覚えてしまっています。 勝手ながら、人間らしい間違いですよね(笑)。 でも、「座喜味くん」の方がイントネーションがいいような気がします。 この座喜味くんではなく、座間味くんが警察の話を聞いて推理をするのです。
いかにも正しいように見える推理ですが、実際のところ正しいかどうかもあやしい。 あくまでも飲み屋での推測ですから。 検証したわけではないのです。 そのあいまいさが、普通のミステリーとは違う感じがして、面白いです。 特に発想が面白いな〜。 タイトルにもある「心臓と左手」が予想できない展開で楽しめた。 なるほど、こういう着想をする人もいるんだと感心しました。 たぶん、左手の犯罪から逆行して新教宗教へと繋げたと思いますが。 やはり、石持浅海さんて、発想はすごいな〜。 カバーデザインが「月の扉」と関連してて、美しいです。 |
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>いかにも正しいように見える推理ですが、実際のところ正しいかどうかもあやしい
↑にすっごく共感。あまり、続くと、こじつけに思えてきたりするんです。石持作品から最近遠ざかってしまったのは、これが原因の気がします。
トラバ返しさせて下さいね。
2010/5/25(火) 午前 8:34
金平糖さん
なるほど、そういう見方もありますね。確かに正統派ではないですね。どこか屈折してて、犯人を追わないのもユニークです。
2010/5/25(火) 午後 11:12