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2010年5月16日、フィルムセンター「映画の教室2010」にて。 1926年度作品。 脚本:川端康成、衣笠貞之助、犬塚稔、沢田暁紅 出演:井上正夫、中川芳江、飯島綾子、根本宏、関操、南栄子 大正末期、文壇で新鋭作家の集団として結成された“文芸時代”の同人・横光利一、川端康成、片岡鉄兵ら、いわゆる新感覚派の協力を得て、衣笠貞之助が日本映画史上はじめて監督として独力で製作した作品。純粋映画を狙った画期的な無字幕の無声映画として話題を呼び、当時としては異例だが洋画系で封切られた。狂った妻が入院している精神病院に勤める小使いの目を通して、非日常的な世界を光と影の中に描いた映像は強烈。50年間フィルムは消滅したものと思われていたが、1971年に偶然完全な状態で発見され、監督自らがサウンド版を作りフランスやイギリスで公開、大成功を収めた。(eiga.com解説より) う〜ん、どう説明したらいいのか、どう感想したらいいのか悩んでしまう。 1926年の映画はたぶん自分が観た映画の中で一番古い映画だと思う。 サイレント映画でありながら、字幕がない。 どうも、わざと字幕をつけなかったようだ。 それが新感覚派というものなのだろうか。 説明である字幕を排除することによって、観る側の想像性を駆り立てようとしているのか。 しかしながら、自分にはそういう意図を感じ取るどころか、逆にストレスがたまった。 まず、人間関係がわからないのです。 セリフをしゃべっているので物語性があるように思いますが、何をしゃべっているのか気になり、ストレスがたまってしまった。 すべて映像だけで勝負するならセリフなしでもいいが、そうでもないようにも思える。 最低限、人間関係がわかるような字幕は残してほしかったです。 昨日観たばかりなのに、結局どういう話だったか思い出さない。 断片的に面白い映像が、印象に残っています。 前のシーンと次のシーンが同時に写されながら次のシーンに移っていく処理が多用されていた。 たとえば、豪雨が流れるシーンを映しながら舞台のオブジェ(豪雨と同じ模様)が登場するシーンへと変わり、その前で踊り子が踊っている。 さらに精神病院で狂女が檻の中で踊っているシーンへと繋がる。 またある時、主人公は町内会のくじ引きで1等賞を当てる。 箪笥です。(時代ですね) 主人公は大喜び、みんなも喜んでくれている。 この時代ではすごい事なんでしょうね。 主人公は、箪笥を背中に背負って、道を歩き、家にたどり着き、娘が喜んでくれる。 これも、妄想。 入院患者や先生や主人公が、能のお面をかぶる。 素顔は苦しみや怒りの表情だが、お面は笑っている。 これも妄想。 すべてが妄想なのか、夢なのか、どこまでが現実なのかもよく分からない。 よく言われる実験的な映画には間違いないでしょう。
ただ、1926年当時どんな映画が作られていたのかもよくわからないので、この映画がどれほどすごいのかも正直なところよくわかりません。 |

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おー、伝説の映画ですね。
私は未見です。
実験映画と言われると、心が騒ぎます。(笑)
2010/5/17(月) 午後 11:38 [ ひろちゃん2001 ]
タイトルは聞いたことがあります。戦前の前衛的な映画という点で興味を持っていますがなかなか見る機会が無くて。ストーリーを追う映画ではなさそうですし、映像表現は格品してみたいですね。
2010/5/18(火) 午前 6:34
ひろちゃんさん
幻の映画ですね。この映画の感想を書くのは難しいです。この時代からするとすごいのでしょうね。
2010/5/18(火) 午後 10:07
ヒッチさん
それなりのストーリーがありそうな、ないような、字幕がないのでよくわかりません。前衛映画ですかね〜。
2010/5/18(火) 午後 10:11