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2010年6月6日、神保町シアター「喜劇映画パラダイス」にて。 1952年度作品。 原作:源氏鶏太 脚本:猪俣勝人 出演:小林桂樹、島崎雪子、河村黎吉、杉葉子、小泉博、沢村貞子、伊藤雄之助、斎藤達雄、小川虎之助、堺左千夫、千石規子、井上大助 東洋鉄業に勤める若原俊平は通称「ラッキーさん」(小林桂樹)。庶務課から秘書課へ抜てきされ、給料の前借をして全部同僚に奢ってしまうというような男。同じ課の泰子(島崎雪子)は彼にほのかな好意を感じました。泰子の父町田さん(斎藤達雄)は、秋葉社長(河村黎吉)にタイプが似ているので、冠婚葬祭にはよく社長の替玉をつとめます。東洋鉄業の元社長、奈良財閥六代目庄右衛門の令嬢由起子さん(杉葉子)の美容院開店祝いに行ったときも、社長の替玉であることを白状した上、お葬式の帰りであることまで白状して大失敗を演じました。秋葉社長はこの失態をつぐなうため由起子さんのお婿さんを世話しようと季節はずれの社員大運動会を催しました。若手独身社員(堺左千夫他)は我こそと大はりきりでしたが、由起子さんには若原が気に入ったらしく、由起子さんを想っていた近藤(小泉博)と、若原に好意を寄せていた泰子とは失望を感じました。(goo解説より) 東宝サラリーマン映画のルーツ「三等重役」と同じ年に制作されているらしい。
市川崑監督らしく、スピード感のあるセリフ、ユーモアも交え、リズムとテンポがすこぶるいい。 この年にこれだけのテンポのいい映画を作る日本映画の監督はいなかったのでは。 小林桂樹さんも気がきく秘書役は、ぴったり。 まあこの人は何をやらしてもその役にはまってしまう。 やはりうまい俳優さんだということでしょうね。 あまり出番はないけど、パーマをかけた伊藤雄之助には笑えます。 堺左千夫は、運動会のマラソンで道を間違えて、ホームに帰って来た時は、夕暮れで誰もいないというパターン。 おいしいところを持っていきました。 |

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こんばんは。
この作品は知らなかったのですが、昔、父親が持っていた文庫本に源氏鶏太の作品がたくさんありました。
サラリーマン小説で一時ブームだったらしいですが、今ではほとんどの作品が文庫から外されているようですね。
2010/6/19(土) 午後 9:11 [ - ]
bigflyさん
そうですね、あまり文庫本では見かけませんね。この当時のサラリーマンの呑気な時代は今の時代に合わないのかも。でもありましたよ、「釣りバカ日誌」が。
2010/6/19(土) 午後 10:56
スクリーンでご覧になったのですね。私は衛星劇場で観ました。この当時の市川監督は才気だけが走る感じでまだ作風がこなれていない感じがします。やはり「ビルマの竪琴」以降で大映時代が一番充実しているなと思います。
2010/6/20(日) 午前 1:45 [ SL-Mania ]
SL-Maniaさん
大映時代の作品で市川監督は認められましたね。自分は、東宝時代の軽い皮肉っぽい作品も結構好きです。
2010/6/20(日) 午後 7:31