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2010年6月19日、アネネ・フランセ文化センター「世界のなかの日本映画」にて。 2002年度作品。 脚本:向井康介、山下敦弘 出演:山本浩司、小寺智子、山本剛史、細江祐子、今枝真紀、前田博道、松江哲明、田中暁子、笹野高史、木野花 「どんてん生活」の山下敦弘がダメなカップルの道行きを豊潤な感性で綴った監督第2作。故郷で再起を図る健康飲料販売の青年(山本浩司)と、彼の恋人(小寺智子)。二人のさらなる失敗と挫折感を見つめる。健康飲料“あかじる”の販売に失敗し、借金500万円を抱えて東京を後にした酒井大輔は恋人・島田久子を連れて里帰りする。人脈を駆使して大成功するはずが、事はうまく運ばない。やがて大輔は元彼女の風俗嬢・小林マドカのもとに雲隠れする。(eiga.com解説より) この監督の笑いのセンスは抜群です。 説明は難しいんですが、故郷に帰った主人公が、親と揉めて幼なじみの風俗嬢・小林マドカの家に転がり込む。 そこで、小林マドカの妹とヤッちゃって風呂上がりにタオルで頭を乾かし「こんなことがお姉さんにバレタラ大変だね」と言った時に、恋人・島田久子と幼なじみの小林マドカと幼なじみの男の同級生が心配して小林マドカの家の玄関にいた。 そのあと、驚くべきシーンが。 主人公は、空気人形のように、空気が抜けてしぼんでいくのです。 その修羅場を逃げるための究極の空気人形。 大笑いです。しばらく、思い出し笑いでまいったです。 まったく予想外の展開。 ラストも、主人公の弟が、「兄貴はどうしているんだろうか」とつぶやくと、そこにパンストを被った強盗に扮した男と女と出食わす。 明らかに、主人公と恋人の顔立ちがくっきりとパンストからわかります。 2人の無表情の顔を映してエンド。 笑ってしまいました。 はたして、この映画は一体なんだったんだろうかと思うけど、面白かったです。
恋人・島田久子が一輪車で延々と走るシーンも印象的。 主人公が理屈っぽいわりには、主人公の恋人の方が理論的。ダメ男です。 8年前の変な映画でしたが、向井康介&山下敦弘のコンビは不思議。 次回作が待ち遠しいです。 |

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山下敦弘のセンスは私も好きですね。「世界のなかの日本映画」とありますが、これは国際的に評価をうけた作品だったのでしょうか。
2010/6/22(火) 午前 6:36
ヒッチさん
アレクサンダー・ツァールテンというディレクターが選んだ日本映画の中の1本です。だからまあ個人的な評価にとどまると思います。
2010/6/22(火) 午後 9:20