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2010年7月4日、フィルムセンター「ぴあフィルムフェスティバルの軌跡vol.3」にて。 1992年度作品。 脚本:鈴木卓爾、中川泰伸、矢口史靖 出演:芹川砂織、浅野あかね、Mr.オクレ、梶三和子、寺十吾、娘太郎、鈴木砂羽、あがた森魚、泉谷しげる 8ミリ映画「雨女」で、1990年度PFFアワード・グランプリを受賞した、矢口史靖監督の劇場用映画デビュー作(第7回PFFスカラシップ作品でもある)。大学生とつき合いながら、親に内緒で自動車教習所にも通う、今時の普通の女子高校生、鈴木純子。彼女が定期券でのキセル乗車発覚をキッカケに、次から次へと不幸にみまわれる様を、快テンポで描いたコメディ。低予算(2千万円)映画の持つ負のリスクをはるかに飛び越え、映画の面白さをラストまで持続させる矢口監督の演出は実に見事。どんな不幸な状況でも生命力を感じさせる、純子に扮した芹川砂織も魅力的。(eiga.com解説より) デビュー作から巻き込まれ型の映画を、矢口史靖監督は作っていた。 あれよあれよという間に、普通の高校生から不幸のどん底に落ちていく様がすごい。 主人公はおばあちゃんの骨箱をたまたま落としてしまい、道路を洗っている掃除車に跡形もなくなる。 見ず知らずの人の葬式に出かけ、その骨を盗もうとして女(祥子)に捕まる。 祥子の家で一緒に暮らすことになるが、祥子が出かけている間に、家族が帰ってくる。 家族は主人公に泥棒と言う。 主人公は祥子さんの友だちだというが、「祥子なんて女は家族にいない」と。 この祥子という謎の女の設定が面白い。 家の住人が長い間いない情報をどこからか入手して、勝手にその家に住んでいる。 この映画の発想のユニークさはやはり、祥子という謎の女だろう。 その後、主人公に痛い目にあわせるが、最後まで得体の知れない存在だった。 ユーモアを交えながら、どんどん悪い方へと展開していくところまでは、矢口史靖監督らしく、面白く観られた。 しかし、ここから、主人公は、笑えなくなるほど、厳しくつらい目にあう。 ラストも、ちょっと後味が悪い。 矢口史靖監督というイメージを抱きながら、固定概念で映画を観てしまったことが、悪いのかもしれない。 反省しないと。 もっと自由な気持ちで映画を観ないといけない。 この映画、18年も前の映画、矢口監督はまだ若手だと思っていたのに、ベテラン、名匠と呼ばれるのだろうか。似合わないなあ。 鈴木砂羽が高校生役で出演していた。めっちゃ若いです。
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おー見ましたか。
私も、見て吃驚した映画でした。
自主上映でも、展開が面白いのに吃驚した映画でしたね。
2010/7/6(火) 午後 10:35 [ ひろちゃん2001 ]
ひろちゃんさん
2千万円の低予算でありながら、面白い映画が作れる、脚本の素晴らしさを証明した映画でもありましたね。
2010/7/6(火) 午後 11:16