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2010年8月21日、神保町シアター「太田和彦編 映画と酒場と男と女」にて。 1934年度作品。 原作・脚色:山下元 出演:保瀬薫、室町歌江、衣笠八重子、蔵田喜三男、西村楽天、渡辺一秀、友木一作 最近発見され、マキノ正博監督の知られざる作品と注目された、戦前の大日本ビールのPR映画。銀座に今もある名ビアホール「銀座ライオン・七丁目店」で撮影した、マキノらしいミュージカル的演出が楽しく、絶対ビールを飲みたくなる。(神保町シアターの解説より) 「 映画と酒場と男と女」の特集にあわせて、この特集を組んだ居酒屋探訪家で映画の本も書かれている太田和彦さんの乾杯でスタート。 映画で乾杯というのもおかしいと思われるでしょう。 実は入場者には缶ビールとおつまみが配られたのです。 何とも映画館の粋な、計らい。 私はエビスビールをいただきました。 映画館で公に許されて、飲みながらの映画鑑賞。 まあ、映画自体が戦前の大日本ビールのPR映画ですから、気楽に見れました。 東京では有名な「銀座ライオン」での撮影とのこと。 「大日本ビール」と言いながら、「アサヒビール」「エビスビール」「ユニオンビール」の看板が見える。 「大日本ビール」ということばが自分にはピンこないので、今日、ちょっとウイキペディアで調べてみました。 1906年に大阪麦酒(アサヒビールの前身)、日本麦酒(恵比寿ビールを製造していた)、札幌麦酒(サッポロビールの前身)が合併して誕生した。合併時の市場占有率は約7割に近づいた。 その後、1907年に東京ビールを製造していた東京麦酒を買収。1933年には日本麦酒鑛泉(ユニオンビール・三ツ矢サイダーを製造販売。根津嘉一郎経営)を、また1943年には桜麦酒(サクラビールを製造販売。1939年に帝国麦酒から社名変更。旧鈴木商店系)を合併した。 第一次世界大戦の戦後処理として、ドイツ租借地であった中国・青島が日本の管理下におかれたことを受け、ドイツ資本によって建てられた青島ビールの経営権を1914年に取得し、1945年まで大日本麦酒が自社工場として経営した。 確かに、青島に工場があることが説明されていた。 戦後の1949年、財閥解体のあおりを受ける形で過度経済力集中排除法の適用を受け、朝日麦酒(現アサヒビール)と日本麦酒(現サッポロホールディングス)に分割された。 そういうことだったんですね。今回のビール提供は、サッポロビールでした。 「シルクエビス」がおいしいという太田和彦さんの言葉につられて、今日飲みましたけど、5.5%とは思えないなめらかで癖がなく飲みやすかったです。 サッポロビールさんもこうやって口コミで宣伝されると、無料提供も安い宣伝費でしょう(笑)。 と、さて、映画の方というと、たわいのない微笑ましいPR映画でした。
「泡立つ青春」というタイトルも何が青春なのか分からないところがいいですね。 でもこの映画の監督がマキノ正博だからすごい。 ビアホールで歌手が乾杯の歌とか歌いながら、楽しい雰囲気。 ラストも神楽坂の芸者さんが歌い踊り、オワリの人文字には笑えます。 さすが、ミュージカルマキノ正博の雰囲気は味わえます。 いや〜、この映画、実においしかった、いや、楽しかったです。 見事なオチでした。 |

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この映画は「鴛鴦歌合戦」のコレクターアイテムのDVDの特典映像に入ってものですね。こういうPR映画はあまり現存しておらず、貴重なものでありましょう。
2010/8/23(月) 午前 9:49 [ SL-Mania ]
SL-Maniaさん
私もアップする前に調べたら、そうらしいですね。まあ、たわいのない映画でしたけど。「鴛鴦歌合戦」は楽しかったですね♪
2010/8/23(月) 午後 9:10