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フローズン・リバー 2010年8月22日、早稲田松竹にて。 2008年度作品。 脚本:コートニー・ハント 出演:メリッサ・レオ、ミスティ・アップハム、チャーリー・マクダーモット、マイケル・オキーフ ニューヨーク州最北部の町で暮らすレイは、新居購入のための資金を夫に持ち逃げされ、息子2人と路頭に迷ってしまう。支払いに追われるレイは、モホーク族の女性ライラと組んで不法入国斡旋のビジネスを開始。それぞれ複雑な事情を抱える2人は、反発し合いながらもこのビジネスを続けていくが……。監督は本作が長編デビューとなったコートニー・ハント。08年のサンダンス映画祭でグランプリを受賞、第81回アカデミー賞では主演女優賞とオリジナル脚本賞にノミネートされた。(eiga.com解説より) アメリカとカナダの国境にある凍った川(フローズン・リバー)を車で渡り、トランクに不法侵入者を積みアメリカに入国させるお話。 一人の女は、トレーラーハウスを買うための貯金を夫が持ち逃げして、日々の生活にも困る白人の主婦、どうしても家を買いたいと思っている。 一人の女は、モホーク族の首長の男と結婚したが、子供を姑に奪われ、お金をためて、子供を連れ戻そうとしている。 2人はお金を貯める手段のため、共同で不法入国斡旋のビジネスを行った。 人生をやり直すためにはマネーが必要。 真面目な映画なので、自分の気持ちの中で真面目に考えると、2人が不法入国斡旋のビジネスをしてまで追い詰められたにせよ、どうしても自分の気持ちは動かず、共感できなかった。 若い中国女性を不法入国させ、明らかに風俗系の人身売買と見受けられるシーンもあり、その金でマイホームを買っても、 自己満足に過ぎない。 自分のことしか見えない、目先のことしか考えらえないぐらい、根深い貧困を問うているのだろうか。 子供にアルバイトをさせてもいいじゃないか。 悪いことをするより、家族の絆は深まると単純に思うのですが。 白人の主婦とモホーク族の女が、お互い心を通わせるところは気に入ってます。 不法入国させた夫婦の鞄を、変なものが入っていると思い、2人の女はフローズン・リバーに置いてきた。 アメリカ側にたどり着いた時、その夫婦はわめき叫ぶ。 鞄の中に赤ちゃんを入れていたのだ。 急いで2人の女は戻って鞄を開けたが、冷たくなっていた。 モホーク族の女は、「もう死んでいる」と。 主婦は「抱いて温めてちょうだい」。 「そんなことをしても生き返らないわ」 そして、しばらく経って、赤ちゃんは動いた。 目が悪くメガネを買わなかったモホーク族の女は、メガネを買い、職業斡旋所にいた。 もう一度やり直そうと希望が持てそうだった。 しかし、ラストの仕事で失敗した。 主婦は警察に自首し、友情を築いたモホーク族の女は自分の子供を抱き、主婦の2人の子供と共同生活をすることになった。 新しく買ったトレーラーハウスで。 これからの収入はなく、4人はどうやって生活をするのだろうか。 また、不法入国斡旋の仕事をしなければいいのですが。 多数の人種が住むアメリカからすると、白人とモホーク族が共同生活することに意義があるのかもしれないが。 単純な考えしかできない私の感想でした。
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なるほど、私は不法侵入を犯す本人たちのことはほとんど考えずに観ていたので、その辺のことはスルーしてしまいましたが、言われてみるとそうですね〜
そのことも含めて、とても重い問題を扱った映画だということがよくわかりますね。
しかし実話を元にした作品だそうですから、このようなことが日常茶飯事だと考えると、複雑な気持ちになります。
私もTBさせてくださいね。
2011/8/25(木) 午後 3:40
Choroさん
色んな意味で問題作であることに間違いないですね。生活のための不法侵入稼ぎ、4人がまともな生活をおくれるように願うだけです。
2011/8/27(土) 午前 0:12