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2010.8.27 どこにでもいる善良な大学生・白戸修にとって東京の中野は鬼門である。殺人の容疑者が飛び込んで来たり、ピンチヒッターで行ったバイトが違法だったり、銀行で強盗に銃を突きつけられたり…。だが次々に事件を解決する彼を人は「巻き込まれ探偵」「お人好し探偵」と呼ぶようになる。小説推理新人賞受賞作を含む、ちょっと心が優しくなれる癒し系ミステリー。 第20回小説推理新人賞受賞「ツール&ストール」を含む連作短編集。主人公・白戸修がスリ、万引、ストーカー、銀行強盗など、次々と事件に巻き込まれる。手に汗握る展開でありながら、ユーモアがあり、ハートウォーミングな新しいタイプのミステリー。(本の解説より) 巻き込まれ型のミステリー。 それも発端は、東京の中野駅からすべてが始まる。 巻き込まれと言うのも納得、主人公はMっ気があるみたいで、頼まれたり強圧的な態度をとられると断れない優柔不断な性格。 と、一見ネガティブに見えるようで、何かに閃くとミステリー探偵よろしく、問題を解決していく。 短編の内容は、スリ、ステ看板(違法看板)貼り、銀行強盗と時効まじかの犯人、ストーカー、万引き。 それぞれの出だしは好調、どういう展開になるのかと思いつつ、でも途中から失速、「情」へと繋げて小さくおさまってしまっています。おしい。 短編の宿命なのか、短いページの中で、決着をつけないといけない苦慮のため、ワンパターンの結末に陥ってしまっているようです。 分類は、ほんわかミステリーでしょうか。
「福家警部補の挨拶」のスリリングな警部補vs犯人とは、まったく趣の異なる内容でした。 |
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