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ロング・エンゲージメント 2010年8月29日、早稲田松竹にて。 2004年度作品。 脚本:ジャン=ピエール・ジュネ、ギョーム・ローラン 出演:オドレイ・トトゥ、ギャスパー・ウリエル、ジャン=ピエール・ベッケル、マリオン・コティヤール、マチュー・カソビッツ、ドミニク・ピノン、ジョディ・フォスター 「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネ監督が、同作で人気女優となったオドレイ・トトゥを再び主演に迎えた映画。第1次世界大戦下のフランス。脚が不自由なマチルド(オドレイ・トトゥ)の元に、出征した恋人マネクの死亡通知が届くが、彼の死を信じられないマチルドは、私立探偵を雇い、マネクの戦地での足取りを探っていく。ジョディ・フォスターがフランス語で出演、音楽はデビッド・リンチ監督作で知られるアンジェロ・バダラメンティが担当。(eiga.com解説より) 「アメリ」と同じ監督とは思えないジャン=ピエール・ジュネ監督の王道の映画。 戦争に翻弄された人たちのドラマを謎解き風に描いた映画。 ネタバレあるかも。 マチルドは、戦死した恋人の通知が信じられず、探偵を雇って、彼の消息を辿っていく。 戦地で共に過ごした戦友を辿っていく過程で、彼らの悲しみに満ちた現実を知ることになる。 ミステリーとラブロマンス、お茶目で明るく元気で恋人を強く思いやるマチルド(オドレイ・トトゥ)が健気で可愛い。 ラスト、彼のもとを訪れる静かなシーンは、とても美しい。 幼い頃から両親はなく、おじさんの家で育てられ、小児マヒで足を引きずっている。 そんな子供の頃から彼はやさしく、彼女には彼が必要だった。 だから、彼が死んだことが信じられず、ようやくここにたどりつけた。 本当に、よかった。 ちょっとしたところに監督の遊び心がある。 いつも郵便配達人がチャリンコを漕ぎ、マチルドの家の前で急ブレーキ、砂利道を無茶苦茶にする。 ある日いつものように、郵便配達人が急ブレーキを踏むがいつもの快感がない。 主人がコンクリートに固めていたからだ。 マチルドがときどきジンクスを試すエピソードも、この監督らしい遊び心のあらわれ。 「アメリ」が漫画本なら、この映画は重厚な絵画本。
あまりのギャップに驚いたが、この映画も実にいい映画です。 |

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戦争も絡んでいて”アメリ”とは違う感じでした。
でもおなじまいや郵便配達人などは共通ですね。
最新作ミックマックが封切られました。楽しみです。
TBさせてくださいね。
2010/9/8(水) 午後 8:53
はじめまして。ご訪問&コメント&TBありがとうございました。
この作品は、全体がセピア色で、戦争をテーマにしていても、悲惨的でなく、
むしろユーモラスに描かれていたのが印象的でした。
オドレイ・トトゥは、好きな女優さんですが、
確かに「アメリ」とは違った一面を見せた作品でしたね。
TBさせてください。
2010/9/9(木) 午前 2:11
Cartoucheさん
「アメリ」がすごかったので、ジャン=ピエール・ジュネという監督は、こういう普通の映画も撮れるのかと感心しました。「ミックマック」楽しみですね。次の映画の日までやってるかな。
2010/9/9(木) 午後 10:43
Doobieさん
コメントありがとうございます。セピア色が印象的ですね。ミステリー風の重苦しい雰囲気のなかで、ちょっとしたユーモラスはこの監督ならではのものでしょうか。オドレイ・トトゥはいいですね。若かったです。
2010/9/9(木) 午後 11:07
ジュネ監督にしては、という感じですが、戦争映画にしてはやっぱりジュネ監督ですねえ。
小さな仕掛けがいっぱい詰まっているところが楽しいですね。
同じオドレイ主演ですが、「愛してる、愛してない」はちょっとブラックな、でもキュートなオドレイが魅力的な不思議な映画でしたよ。
2011/5/28(土) 午後 11:59
ちいずさん
コメント、ほんとにありがとうございます。そう小さな仕掛けが楽しいです。鐘を鳴らしていると思っていたら、イニシャルを刻んでいたりとか。キュートなオドレイ見たいですね〜。
2011/5/29(日) 午前 9:22