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デリカテッセン 2010年9月20日、DVDにて。 1991年度作品。 監督:ジャン=ピエール・ジュネ、マルク・キャロ 脚本:ジャン=ピエール・ジュネ、マルク・キャロ、ジル・アドリアン 出演:ドミニク・ピノン、マリー=ロール・ドゥーニャ、ジャン=クロード・ドレフュス、
カリン・ビヤール、チッキー・オルガド
最終戦争後のパリ郊外にポツンと建つ精肉店。そこの店主と上に住む住民たちは、滅多に手に入らなくなった“肉”を分け合う仲。どうも様子がおかしいこの店にある日、心優しい一人の男が住人としてやって来て……。仏映画界の鬼才ジュネ&キャロが手掛けた傑作ブラック・コメディ。“おいしそうな人間”を手ぐすね引いて待つ店主と、犠牲者にされそうな男の必死のサバイバルが見もの。(eiga.com解説より)「アメリ」に、はまってしまって、その流れで観た。 不思議な住人たちが面白い。 自殺しようと小仕掛けをするがいつも失敗する女。 指名手配の反抗分子?の地底人。 下宿人を狙う包丁をそぐ肉屋の主人。 男性に初なチェロを弾く肉屋の主人の娘。 修理が得意な道化師。 エスカルゴを育てては食べる老人。 まあ、とにかく変てこな映画です。 どこかユーモアがあって、そしてちょっと怖い。 が、「不思議」な映画だけで終っている気がするのです。 そこには、「アメリ」で到達した登場人物全体の「幸福感」は、まだ感じられない。 いや、でも、ほんとは「不思議」な映画だけでもいいのではと思う、また違う自分もいる。 全体の方向を無理やり「幸福感」に持って行く必要もないのではと。 その方が自由度が高いかもしれないと。 ラスト、屋上で肉屋の主人の娘のチェロと道化師ののこぎり演奏が「幸福感」に近く、楽しい。 関西人の私にとっては、のこぎり演奏は横山ホットブラザースの「お前はあほか〜」を思い出す。 まったく知らない人にとっては、何のこっちゃとお思いでしょうが、そういう音楽漫才があったのです。 懐かしいなあ〜。 そして、ジャン=ピエール・ジュネお気に入りのドミニク・ピノンは、「くしゃおじさん」ですね。
あかん、また懐かしいピースが出てしまった。 |

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一年余り前に見ました。
見ていても、快感より、不快感の方が大きく、
感想がまとめられないままになってしまった作品です。
こだわりの映像のブラック・コメディ。
記憶に残しておきたいと言う気持ちが余り働かなかったせいか、
場面が鮮明には思い浮かびません…でも忘れられない作品です。
2010/10/1(金) 午後 11:37
alfmomさん
この映画の毒っけが少し弱まって、まとまりのある幸福感が「アメリ」につながっているのはよくわかりました。おかしな住民のブラック・コメディですね。
2010/10/2(土) 午前 0:40
そうそう。ちょっとコワイのですけれど、このなんともいえない
ユーモアのセンス!
少しだけ幸福感が感じられました。
最新作のミックマック。とっても良かったです。
TBさせてくださいね。
2010/10/2(土) 午前 8:53
Cartoucheさん
このユーモアのセンス、好きですね。「ミックマック」も観ましたよ。よかったですね♪ 普段の日常生活の中で「幸せな気分になれる」ことに感動しました。
2010/10/2(土) 午後 8:41
くしゃおじさん、そうそう、私も思った!
こんな映画をファンタジーに作っちゃうって、まさにジュネ監督ですねえ。
次回作、楽しみです。
2011/5/28(土) 午後 11:52
ちいずさん
ちょっと毒があるファンタジーって、なかなか成立しにくいような。ジュネ監督のセンスを味わえることが嬉しい。次回作待ちどうしいですね。
2011/5/29(日) 午前 9:19