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春との旅 2010年10月15日、ギンレイホールにて。 2010年度作品 監督:小林政広 脚本:小林政広 出演:仲代達矢、徳永えり、大滝秀治、菅井きん、小林薫、田中裕子、淡島千景、柄本明、美保純、戸田菜穂、香川照之 「バッシング」「愛の予感」の名匠・小林政広が、仲代達矢を主演に描く家族のドラマ。共演に徳永えり、大滝秀治、菅井きん、田中裕子、小林薫、柄本明、香川照之ら豪華キャストが揃う。4月の北海道。孫の春(徳永えり)に面倒を見られながら静かに余生を過ごす元漁師の忠男(仲代達矢)は、人生最後の住まいを求め、親戚縁者を訪ねる旅に出る。家族との確執や過去との対面により、忠男と春は人生そのものをじっくりと見つめ直すことになる。(eiga.com解説より) ネタバレあります。 春(徳永えり)は学校が廃校になり給食会社を辞めることになったため東京に出たいという願望をおじいさんの忠男(仲代達矢)に打ち明けた途端、忠男は怒りにも似た感情で親戚に面倒を見てもらおうと、春とともに兄弟の家を訪れるロードムービー。 素直な映画です。 ちょっと理想すぎる映画ですかね。 昔ながらのストーリーです。 頑固なのにすぐ弱音を吐くダメな忠男(仲代達矢)に、兄弟はいい顔をしません。 兄貴(大滝秀治)とは昔からソリが合わない。 強気な忠男は、無理だと思う兄弟から回っていると。 兄貴は見栄もあり、断る。しかし、帰り際、これから老人ホームに入るのだと。息子には逆らえないと。 その後、刑務所に入っている弟の嫁(田中裕子)、旅館を経営している姉(淡島千景)、不動産経営の弟(柄本明)を訪れるが、それぞれの理由がありすべてだめ。 でも表面は嫌っていても、兄弟であることの愛情を強く感じることに。 春(徳永えり)の母親は自殺しています。 父親は離婚して、結婚しています。 春はおじいさんの兄弟とのやりとりを見て、父親に会いたいと言い出します。 罪を犯したら、一生償えないのかと。許してもらえないのかと。 母親が浮気をしたことで、父親は許せず離婚したのだ。 春はおじいさんを一生面倒見ることを告げます。 そして、帰りの電車の中でおじいさんは・・・。 おじいさんにとっては、孫が面倒を見る、表面は怒っていても愛情を持っている兄弟、春の父親の妻からも一緒に暮さないかと誘われるユートピアストーリーに、ちょっと違和感を感じる。 ワンシーンワンカットの長回しは、自分もその場面にいるかのような面白い描き方で、気に入っていて、好きですね。 自分的には、この映画は、ストーリー云々よりも、出演者を観ているだけで、味わい深い。 仲代達矢78歳、大滝秀治85歳、菅井きん84歳、淡島千景86歳。 こんなに長い間俳優をされている4人を観るだけで感動します。 特に最年長の淡島千景の元気なこと、芝居のうまさに脱帽です。 姉(淡島千景)に「もう二度と会えないね」という仲代達矢のセリフは、映画を越えて4人の現実を思い浮かべて、涙がこぼれそうになった。 徳永えりは、頑張っていましたね。
「フラガール」の印象が強いですが、わざと足を広げた歩き方が田舎の女の子の純朴さを醸し出していました。 |

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仲代達矢をはじめ、大ベテランたちのさすがの好演に加えて、
田中裕子や美保純、戸田菜穂といった中堅女優陣の演技も良かったです。
そして徳永えりは、その歩き方で普段の生活を物語ってくれましたね。見事な頑張りでした♪。
2010/10/18(月) 午前 0:48
本作、これぞ日本映画といった趣の、いい作品でしたよね。監督の映画への愛をひしひしと感じてしまいました。
脇役もすべて看板をはれる俳優ぞろいということと、オールロケ物という贅沢さに感服です。
トラバさせてくださいね♪
2010/10/18(月) 午前 9:19
ふぁろうさん
田中裕子はいつもごく普通ですごいなと思います。そして柄本明は、やはりすごいと思いました。切れがありましたね。徳永えりには努力賞をあげたいですね。新人賞はもう無理なのかな?
2010/10/18(月) 午後 8:50
金平糖さん
オーソドックスな日本映画らしい映画でしたね。オールロケのロードムービーと長まわしが魅力的でした。
2010/10/18(月) 午後 9:09
徳永えりのがに股歩き、よく練習しましたねw仲代達矢が相手役だから下手な演技はできないでしょうw
2011/1/9(日) 午後 9:44
もっさんさん
徳永えりが田舎の女の子を熱演でした。大御所ばかりなので緊張しまくりだったでしょうね。
2011/1/9(日) 午後 11:51
徳永えりをしっかり見たのは久しぶりでした。あの走り方が独特で印象強いですね。
確かに凄いベテラン俳優の中、見せる演技の数々でした。
こちらからもTBお願いします。
2017/8/22(火) 午後 10:24
> atts1964さん
私も主役級ではフラガール以来です。凄い大物俳優たちに囲まれて、びびってたかも。淡島千景はラストフィルム?、流石の貫禄でした。
2017/8/23(水) 午後 1:21