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箱根山 2010年10月16日、シネマヴェーラ「川島雄三「シブ筋」十八選」にて。 1962年度作品 監督:川島雄三 原作:獅子文六 脚本:井手俊郎、川島雄三 出演:加山雄三、星由里子、東山千栄子、佐野周二、三宅邦子、藤原釜足、北あけみ、東野英治郎、有島一郎、森繁久彌、小沢栄太郎、上田吉二郎、中村伸郎、西村晃、浜田寅彦、二瓶正也 箱根の2軒の旅館、玉屋と若松屋は血縁同士なのに先祖代々犬猿の仲。互いに敵意をむき出しにして対抗意識に燃えていた。だが、若松屋の一人娘・明日子の家庭教師を、玉屋の後継ぎ・乙夫がすることになった。やがて、二人の間には恋が芽ばえて……。川島雄三監督の文芸ドラマ。(eiga.com解説より) ドタバタにしたいところを我慢して真面目に、ソフトなユーモアのある東宝カラーホームドラマ風青春映画にしている。 多数の登場人物をさばいて、ストーリーを展開していく手腕はさすがです。 箱根の考古学に興味がある若松屋の主人(佐野周二)も設定が変わっている。 オットー(加山雄三)という名前は、戦争時日本にいたドイツ人と玉屋の女中の子供だからかな。 まさか漢字で乙夫だとは思わなかった。 この男が、なかなかのアイデアの持ち主で切れ者。 乙夫(加山雄三)は大手の観光会社から引き抜きにあい、10年後観光会社のノウハウを会得して、箱根の旅館に帰ってくると明日子(星由里子)に誓う。 明日子(星由里子)は、それまで旅館の修業をして待っていると。 乙夫が10年を日数で計算し、さらに時間、分、秒で計算しながらエンディング。 相変わらずの不思議な終わり方。 東山千栄子がいい。 お客さんに話す口調と従業員への口調のトーンが全く異なる。 さすがです。 豪華な俳優人たちです。 高校生役の星由里子が明るく、爽やかです。 桂小金治も出ていたが、まったく薄い役でした。 川島雄三贔屓の役者なのに、何故、こんな扱いなのだろうか。 それにしても、川島雄三監督の映画は感想にしにくい映画が多い。
この映画は何の映画だったんだろうかと思ってしまう。 |

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これは縁がないのでしょうか、渋谷での上映は日程が合いません。池野成の映画音楽のCDアルバムに本作のサウンドトラックも入っていて、ドイツ関連で、ワーグナー風の音楽を付けたと解説にはありました。
2010/10/23(土) 午前 3:57 [ SL-Mania ]
SL-Maniaさん
残念でしたね。自分も未見の10本を観たかったんですが、仕事もありなかなか都合がつかなくて、6本程度になりそうです。音楽はあまりよくわかりませんでした、池野成さんと言えば今日観た「女のみづうみ」は難しそうな音楽でした。
2010/10/23(土) 午後 10:47
私も、シネヴェ−ラで観ました、あまり、川島監督らしくない、さわやかなエンディングでしたね。
しかし、この監督は面白い、楽しめますよね。
2010/10/26(火) 午後 1:22 [ koukou ]
koukouさん
すごく東宝映画を意識したようで、暴れまくる遊びが少なかったように思いますね。不思議な空間を作ってくれるSF映画みたいな感性が好きですね。
2010/10/26(火) 午後 11:21