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2010.10.21 ぼくに与えられた使命、それは勝利のためにエースに尽くすこと――。陸上選手から自転車競技に転じた白石誓は、プロのロードレースチームに所属し、各地を転戦していた。そしてヨーロッパ遠征中、悲劇に遭遇する。アシストとしてのプライド、ライバルたちとの駆け引き。かつての恋人との再会、胸に刻印された死。青春小説とサスペンスが奇跡的な融合を遂げた! 大藪春彦賞受賞作。 勝つことを義務づけられた〈エース〉と、それをサポートする〈アシスト〉が、冷酷に分担された世界、自転車ロードレース。初めて抜擢された海外遠征で、僕は思いも寄らない悲劇に遭遇する。それは、単なる事故のはずだった――。二転三転する〈真相〉、リフレインの度に重きを増すテーマ、押し寄せる感動! 青春ミステリの逸品。(本の解説より) 「サクリファイス」とは犠牲のことらしい。 自転車ロードレースの不思議な世界。 自転車ロードレースを扱う小説は珍しいのでは。 一人のエースを勝たせるために、アシストと呼ばれる他のメンバーがサポートする。 先頭を走ってエースの風除けになったり、相手チームと駆け引きをして、飛び出して相手を引きつけたりして、結局はエースのため裏方の仕事をする。 主人公は、アシストの仕事が自分にあっていると考えている。 チーム・オッジのエース石尾は3年前にチームにいたメンバーに大怪我させて引退に追いやっているのだ。 海外遠征で、トラブルが発生。 エース石尾のエースたる思いとは、アシストが黒子のようにサポートしてくれた全てを負って走ること。 その思いを込めて、あることを実行した。 その熱い責任感ある気持ちは分かるが、死をかけてまでやる理由には、説得力が不足していると思う。
東野圭吾さんの人生をかけるとか死をかける覚悟の度合いが違う。 この小説を読んで、そこがどうしても無理があり、自分としては、入り込めなかったんだよな。 |
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