|
あの手この手 2010年11月8日、シネマヴェーラ「市川崑初期作品集」にて。 1952年度作品 監督:市川崑 原作:京都伸夫 脚本:和田夏十 出演:森雅之、水戸光子、久我美子、堀雄二、望月優子、伊藤雄之助、毛利菊枝、近衛敏明、伊達三郎 連続ラジオドラマを市川崑監督が映画化した軽妙なコメディ。万年助教授の鳥羽(森雅之)は、才女の近子夫人(水戸光子)にまったく頭があがらない日々を送っていた。そんな折、夫人の姪であるじゃじゃ馬娘のアコ(久我美子)が家出して鳥羽の家に転がり込んできた。アコは自分の居住権を夫人に認めさせるとともに、鳥羽の夫としての復権を画策していくのだが……。(eiga.com解説より) タイトルのPRESENTED BY AKOがオシャレ。 喜怒哀楽が激しい天衣無縫のアコの行動に振り回される大人たちの困惑ぶりが楽しい。 ・・・が、どうも、アコのイタズラの真意が計りかねるので、アコに感情移入できない分だけ、いやな女としか見えないのでストレスが溜まる。 アコに両親がいないため、寂しさを紛らわせるためなのか、平和な家族への反発なのか。 市川崑作品には、強い女と弱い男がよく登場する。 奥さんの和田夏十さんの個性なんでしょうかね。 主人公夫婦もそうだし、隣の野呂夫婦(望月優子、伊藤雄之助)も同じ。野呂妻がとめどなくしゃべりまくり、おばさんの嫌らしさが見えて面白い。 奥さん(水戸光子)は小説のモデルが自分だと鳥羽(森雅之)に言い寄る。 大喧嘩の結果、奥さん(水戸光子)が間違っていたことを謝り、鳥羽(森雅之)は夫の力を取り戻したかのように見えたが、結局は元に戻る。でも、夫婦の絆は深まったというホームドラマ。 相変わらず、不思議な映像がちらほら。
ラスト前、アコが堀雄二と家の外に出る。 ススキが強風に揺れる。まるで、異次元に紛れ込んだかの印象。 ラスト、鳥羽(森雅之)の靴下のアップで終る。オープニングと同じシーン。 |

- >
- エンターテインメント
- >
- 映画
- >
- 映画レビュー




私も、そう思います。
市川映画は、強気な女性と、その女性にふるまわされる男性が基本ですね。
この映画は、久我美子のキュートさが魅力ですね。
関係ないけど、押尾TBは、対策すれば(トラックバックの制限)でなくなりますよ。
2010/11/13(土) 午後 9:29 [ ひろちゃん2001 ]
珍しく大映で撮った作品ですね。調べたら市川作品で伊藤雄之助は野呂という役名が多いのは偶然でしょうか。
2010/11/13(土) 午後 11:03 [ SL-Mania ]
ひろちゃんさん
ふと気がついただけでも「黒い十人の女」「恋人」「ぼんち」「プーサン」、ほんと多いと思いますね。はじけた久我美子は珍しいのでは。アドバイスありがとうございます。フィルタリングしてみました。
2010/11/13(土) 午後 11:35
SL-Maniaさん
初期に大映は珍しいですね。あ、ほんとですね。確か「プーサン」も野呂でしたね。誰か好きなんでしょうね。
2010/11/13(土) 午後 11:45
これ面白そうですね。見てみたいです。森雅之と水戸光子による和製スクリューボールコメディといった感じでしょうか。
2010/11/14(日) 午前 4:48
ヒッチさん
軽いスクリューボールコメディですね。とはいえ、アコ(久我美子)が、その流れを妨げているように私は感じました。
2010/11/14(日) 午後 9:07