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東京の女 サイレント 柳下美恵のキーボード伴奏付 2010年12月5日、神保町シアター、「小津安二郎の世界」にて。 1933年度作品 監督:小津安二郎 原作:エルンスト・シュワルツ 脚本:野田高梧、池田忠雄 出演:岡田嘉子、江川宇礼雄、田中絹代、奈良真養、笠智衆、大山健二 大学予科生の良一(江川宇礼雄)は、一緒に暮らす姉のちか子(岡田嘉子)に月謝と小遣いをもらって学校に通っている。ちか子は弟のために昼はタイピスト、夜は翻訳の手伝いをして働いているのだ。だがある日、姉がいかがわしい酒場に勤めているという噂が良一の耳に……。登場人物を徹底的に切り詰めた室内心理劇で細かい描写が印象的(eiga.com解説より) あまり面白くなかったです。 小津監督の個性も感じられず、ストーリーも工夫が足りなかったかな。 暗い話です。 弟を思う姉の気持ちはよくわかるのですが、弟が自殺する衝撃的なストーリーも、そこまでしなくてもと思ってしまうのです。 弟が死んで、みんな涙を流す、そして新聞記者が家まで押し掛ける。 そしてエンドというしまりのない終わり方なのです。 第○○事件?というチラシが電信柱にありましたが、意味がわかりませんでした。 大人の女岡田嘉子は美人ですね〜。 サイレント時代の女優さんでは、群を抜いているのでは。 好対照なのが、少女のような田中絹代。 日本的なぽっちゃり顔で、小柄で可愛らしい。 新聞社の記者役で笠智衆が出演です。 原作のエルンスト・シュワルツという人は架空の人らしいです。
シャレていますね。 |

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私もこれは劇場で見ました。この映画にもうひとつ入り込めないのは、弟の自殺の動機が唐突というか共感しにくいところでしょうね。時代の違いでしょうか。小津流のユーモアを封印した暗くてどんよりとした作品でした。
2010/12/8(水) 午前 5:41
ヒロインはどうも反政府活動をしていているらしいようですが、何せ1933年のことであからさまに出来ないので消化不良になっているという印象です。1時間前後の中編、音楽伴奏付の上映はいいと思います。無音での鑑賞は「忍」の一字ですからね。
2010/12/8(水) 午前 7:47 [ SL-Mania ]
ヒッチさん
SL-Maniaさんのコメントのように、反政府分子の女(らしい)であることが原因かもしれませんが、おっしゃるようにその時代性でしょうか。私もなかなか実感しにくいところです。暗いですね〜。
2010/12/8(水) 午後 10:57
SL-Maniaさん
反政府活動の女であっても、関係していることだけで自殺するほどのショックなんでしょうね。そのあたり実感しにくいところです。この暗い映画で無音はきついでしょうね〜。生音楽伴奏付はいいですよ。音楽以外の音も工夫されています。いい経験をしました。
2010/12/8(水) 午後 11:27