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2011.1.4 隣に座った女性は、よく行く図書館で見かけるあの人だった…。片道わずか15分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々。乗り合わせただけの乗客の人生が少しずつ交差し、やがて希望の物語が紡がれる。恋の始まり、別れの兆し、途中下車―人数分のドラマを乗せた電車はどこまでもは続かない線路を走っていく。ほっこり胸キュンの傑作長篇小説。(本の解説より) 阪急電車というタイトルは、どこへ行くにもこの電車を使っていた大阪人の私には、愛着のある響きです。 惜しいなあ〜。 この小説に登場するのは今津線で、私は京都線だったのですね〜。 って、何が惜しいのか、分からないですが。 それに大きな勘違いをしていました。 男性の作家なのに、なんでこんなに女性心を描くのがうまいんだろうと。 巻末の児玉清さんの解説を読んでいて、「素晴らしい感受性と智力を備えた女流作家です」 あれ、女性だったんだと。 有川浩の浩は「ひろし」ではなく、「ひろ」でした。ややこしい。 それなら、女性ならではの、色んな場面も理解できます。 登場する男性が草食系か、自己中心のバカな男だからです。 そのかわり、女性たちは、魅力的です。 おばあさん、その孫、結婚式に殴り込みをかける女、バカな男と別れられない女、いじめに会う女の子、いやなおばはん連中としかたなく付き合っている中年女性。 「下らない男ね。やめておけば?苦労するわよ。」、おばあさんの一言が切れ味抜群。男からするとドキっ。 ちょっとした触れ合いの中で、女性たちが、お互いを励まし合う。 女性への応援歌ですね。 女性が使う柔らかい関西弁は、いいですね〜。
この本のカバーイラスト(徒花スクモさん)が素敵です。 |
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有川浩さんは女性だったんですね。私も「ひろし」だとずっと思っていました…。
関西人じゃないですが、関西にはよく行くので、あずき色の電車は見慣れたものです。
2011/1/10(月) 午後 6:08
boyattoさん
そうなんですよ、女性だったんですよ。普通ヒロとは読まないですよね〜。おお、あずき色、御存じで、ここだけの話ですが、阪急電車に乗る住人は結構上品な人が多いですよ♪
2011/1/10(月) 午後 9:49