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ああ結婚 2011年1月10日、BSにて。 1964年度作品 監督:ヴィットリオ・デ・シーカ 脚本:レナート・カステラーニ、トニーノ・グエッラ、ピエロ・デ・ベルナルディ、レオナルド・ベンヴェヌーチ 出演:ソフィア・ローレン、マルチェロ・マストロヤンニ、アルド・プリージ、テクラ・スカラーノ 戦時中のナポリ。戯れに娼館へとやって来た最中に空襲に遭遇したドメニコ(マルチェロ・マストロヤンニ)。そこで逃げ遅れた17歳の娼婦フィオミーナ(ソフィア・ローレン)と出会い、一夜を共にする。それから2年後、実業家として成功したドメニコは、フィオミーナとの偶然の再会を果たした。愛し合うも、誠意も情もないドメニコにフィオミーナは失望を隠せない。それでもふたりの関係はつかず離れずを繰り返していた。しかし、ドメニコが若い女と結婚することを知った彼女は…。(シネフィルイマジカ解説より) イタリアの明るい女、お母さんのイメージをそのままに、ソフィア・ローレンの逞しい女性が結婚までを勝ち取るお話。 コメディタッチの映画ですが、コメディではありません。 貧しい家庭に育った娼婦フィオミーナ(ソフィア・ローレン)は結婚をして幸せな暮らしを願いますが、ドンファンのドメニコ(マルチェロ・マストロヤンニ)はフィオミーナに22年間も愛人のような生活をさせ、家を空けることも多く、結婚していないのに自分の親の世話をさせます。 そのうちドメニコは若い女と結婚することになり、同じタイミングでフィオミーナ(ソフィア・ローレン)が重い病に罹り、もう助からないため、死ぬ直前にドメニコ(マルチェロ・マストロヤンニ)と結婚式を挙げます。 しかし病気はデタラメで、ドメニコは結婚式は詐欺だと喚きます。 さらにフィオミーナには3人の男の隠し子がいました。 そのことをドメニコに告げ、その一人はあなたの子供だと。 ドメニコは慌てふためきます。 自分が家を空けていた時やフィオミーナと一緒にいる時を計算し始めます。 さらに3人の男の子に、歌がうまいかと質問します。 自分は歌がうまいので、どの子が自分の子供か探りを入れているのです。 そして、ようやく、ドメニコはフィオミーナと結婚することに。 フィオミーナは幸せな暮らしを掴もうと必死で、浮気なドメニコは逃げようと必死で、でも子供には勝てなかったようです。 マルチェロ・マストロヤンニの慌てぶりやユーモア溢れる表情が楽しめます。 ソフィア・ローレンのことを調べていたら、意外なことが分かりました。 実は、彼女は内縁の子として生まれています。 そして、幼い頃は貧しかったようで、彼女の生い立ちを考えると、この映画のフィオミーナにもダブって見えます。 幸せな家庭を掴もうとしていたのはソフィア・ローレン彼女そのものだったのかもしれません。 追加
フィオミーナは自分の名前を書くのもやっとでした。ドメニコはそうなのかという驚きの視線です。いままでの彼女の教育環境を垣間見えます。それでも、彼女はひたむきに生きています。コメディタッチであっても、コメディではないのです。彼女は一生懸命に生きています。健気です。 |

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ソフィア・ローレン自身も長年、大物プロデューサーと愛人関係にありましたよね。(確か…)
マストロヤンニ、ローレン、デ・シーカ監督という名トリオの作品でありながら、これはそういえば観ていませんでした。
2011/1/18(火) 午後 9:25
「昨日・今日・明日」を見ましたが、楽しくて逞しくて、
大好きな映画です。
ゴールデンコンビですね。
この作品はまだ見ていませんので、鑑賞を楽しみにしています。
ソフィア・ローレンの生い立ち。知っていた訳ではありませんが
内縁の子、貧困…そういう雰囲気を時々感じることがありました。
2011/1/18(火) 午後 10:12
boyattoさん
こんな些細な感想にコメントありがとうございます♪
言っちゃいますが、この映画のプロデューサーのカルロポンティですね(ああ、言っちゃいました♪)。そこまで書かなかったのですが、どうも長い間の愛人関係にあったようです。そういう関係にあった裏話も含めてこの映画を見ると興味深いかもしれません。ほんとソフィア・ローレンだけがコメディの表情ではありませんでしたから。
2011/1/18(火) 午後 11:35
alfmomさん
こんな中途半端な感想にコメントありがとうございます♪ 「昨日・今日・明日」は未見です。ゴールデンコンビの「ひまわり」も有名ですね。よかったです。ソフィア・ローレンのこの映画のひたむきさはそういう生い立ちを感じます。フィオミーナは自分の名前を書くのもやっとでした。それを書かずに終えたことを反省しています。いまから追加します。
2011/1/18(火) 午後 11:41
ソフィア/ローレンのキャラクター、全面に出ている感じで、重いところ(おしりなんか特に。)出ている映画ですね。子供のエピソードもそうなんですけれど、彼女は生命力ていうか、女性そのものが素直に出ますね。
岡本喜八監督のデビュー作品「結婚のすべて」なんか思いださせます。
あれも、新珠+三橋コンビ(洲崎?)で面白かったですね。
2011/1/21(金) 午前 0:33 [ moemumu ]
同じ時間帯で見ていたんですねぇ。。。
イタリアのバイタリティ、特に女性のそれを感じさせる女優の方・・・そういえば、その後、BSで妹さんの書いた自伝の中で彼女が演じていた母親役も秀逸でした。
2011/1/21(金) 午前 10:44
moe*u*uさん
ソフィア・ローレンの女性の強さである個性が満載です♪ 受けのマルチェロ・マストロヤンニの慌てぶりが楽しいです。女性の強い映画、弱い男の映画は面白いです。
2011/1/22(土) 午前 10:13
もすもすさん
多くのコメントありがとうございます♪ フィア・ローレンは17歳の役から演じていましたが、不思議と17歳にも見えるんですよね。ほんと、彼女をみると女性そのものを感じますね。そういう映画もあったんですね。
2011/1/22(土) 午前 10:58
ソフィア・ローレンの女っぷりを見せてくれた映画でした。強いし、健気だし、美しいし、弱いし、愚かだし、一途だし・・・。
息子は3人ともドメニコの子供だったのかもしれないなあと思ったりもしました。
TBさせてください。
2011/11/14(月) 午後 11:32 [ あきりん ]
あきりんさん
ソフィア・ローレンありきの映画ですね。女性の強さをまざまざと見せつけられた映画だったと思いますね。ソフィア・ローレンの人生とダブって見るとまた感がい深いです。たぶんそうなのでしょうね。
2011/11/15(火) 午後 10:35
やっと観ました。全然コメディじゃなかったです。ローレンがあまりにも真に迫りすぎて…。逃げよう、逃げようとするマストロヤンニも必死すぎるし。あれはハッピーエンドなんでしょうか…。
2012/1/9(月) 午後 8:44
boyattoさん
おお、観られましたか。女性からしたら全然コメディには見えないでしょうね。マルチェロ・マストロヤンニの男性からすると自分の子供であることに弱いのでしょうね。ハッピーエンドと言われるとどうなんでしょうか。お互い知り尽くした男女としては、子供をきっかけにしても、よかったのではと思いますが。
2012/1/10(火) 午後 11:08