最近気になること

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ひまわり
2011年1月11日、BSにて。

1970年度作品
監督:ヴィットリオ・デ・シーカ
脚本:チェーザレ・ザヴァッティーニ、アントニオ・グエラ、ゲオルギ・ムディバニ
出演:ソフィア・ローレン、マルチェロ・マストロヤンニ、リュドミラ・サベーリエワ


ナポリの女性ジョヴァンナ(ソフィア・ローレン)は、ソ連の戦線に送られて以来、戦後も行方不明になった夫アントニオ(マルチェロ・マストロヤンニ)を探すことを決心する。だが、探し当てた夫は、シベリアの娘(リュドミラ・サベーリエワ)と幸せな結婚をしていた……。戦争によって引き裂かれた夫婦の悲劇を描いたメロドラマ。H・マンシーニのメロディが涙を誘う。(映画解説より)

大草原に鮮やかに咲きほこる「ひまわり」が、残酷なほどに美しいのです。

ソ連戦線から帰還しない夫を、必ず生きていると信じて見知らぬソ連を捜し歩くジョヴァンナ(ソフィア・ローレン)。
イタリア人がいると聞いて、ひまわりの中を、不安と期待が入り交る表情のジョヴァンナ(ソフィア・ローレン)が通り過ぎていく。
太陽のイメージがあるひまわりは、この映画では哀しみの象徴として登場します。

ようやく見つけた夫の家には、若いソ連の娘(リュドミラ・サベーリエワ)と子供がいました。
もう若くもなく、子供もいないジョヴァンナは、2人の姿をみて悔し涙を流します。
ある程度、覚悟めいたものを決めたのでは。

厳寒のソ連で生死をさまよっていたところをソ連の娘に助けられたアントニオ(マルチェロ・マストロヤンニ)。
工場で働き終えたアントニオが列車から降りてきますが、ジョヴァンナはショックのため会わずにイタリアに帰ってしまいます。

やがて、アントニオはイタリアに旅立ち、ジョヴァンナにもう一度やり直したいと告げます。
今の彼女にも夫と子供がいました。
お互いの人生、生活がそこにはあります。もう昔には戻れません。
彼女は、今でも愛している気持ちを抑え、きっぱりと断ります。
強い意志を持つジョヴァンナ、気持ちに流されるアントニオ、現実的な生活を重視する女と男の違いでしょうか。
ソ連行きの列車に乗るアントニオを、悲しい表情のジョヴァンナが見送ります。
2人は、もう二度と会うことはないでしょう。

前半のジョヴァンナとアントニオのラブラブでコミカルなシーンから、後半は一転戦争がもたらす残酷な悲劇のドラマに。
全編に流れるヘンリー・マンシーニの、あのもの悲しいメロディに胸が熱くなります。

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>もう昔には戻れません。
そうなんですよね〜なんか自分も似たような思い出があるようで
男ですがせつないです。ロシアからの帰り列車の車窓からひまわり見ながら号泣するソフィア・ローレン可哀そうすぎ!
でも僕もリュドミラ・サベリーエワのほうがいい(笑)
TBしますね〜

2011/1/20(木) 午後 1:26 pony

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ポニーさん
人それぞれ過去に何かしらありますよね〜。辛い気持ちをグット堪えていたソフィア・ローレンが堪え切れずに。その気持ちが痛々しいです。ソフィアには悪いんですが、私の好みもリュドミラですね♪

2011/1/20(木) 午後 8:57 シーラカンス

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あの果てしなく続くひまわり畑と哀感のこもるヘンリー・マンシーニの音楽。
非常に強い印象を残すシーンです。
ヘンリー・マンシーニの音楽はどれも好きですが、その中でも
この曲は最高です。

戦争がもたらした悲劇。ソフィア・ローレンの哀しみの表出…
素晴らしい映画でした。
高校の時に劇場で見ました。

ソフィア・ローレンが可哀想だと思いながらも、
リュドミラ・サベリーエワの美しさに圧倒され、
これは仕方ない成り行きかも…と思ったりもしました。

2011/1/20(木) 午後 11:09 alf's mom

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リュドミラ・サベーリエワといえば、「戦争と平和」にも出ていました。
日本にも来日していたとか。。。。

今も現役なんでしょうかねぇ。。。

2011/1/21(金) 午前 10:39 mos_mos_yoshi

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alfmomさん
やりきれない辛さに、胸が熱くなります。映画館で観たら、ひまわりの美しさはさらに際立っていたのでしょうね。号泣するソフィア、やがて厳しい決断をするソフィアの強さが余計に悲しさを募らせます。リュドミラの美しさと子供を見て観客は彼女に傾き、仕方がないとあきらめる気持ちになりますね。

2011/1/22(土) 午前 10:05 シーラカンス

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もすもすさん
出ていたような、あまり記憶が定かではないです。日本人好みの可愛い女優さんですよね♪ ウィキペディアで調べたら、現役でTVドラマにも出ているようですよ。

2011/1/22(土) 午前 10:51 シーラカンス

ソフィアローレンとマストロヤンニって本当にいい役者さんですね。
列車で号泣するシーンと最後の別れのシーンは毎回胸が詰まります。悲しみや矛盾と寄り添いながらずっと耐えてきた女性をここまで静かに演じたソフィアローレンは本当に見事でした。

2011/1/29(土) 午後 8:08 beabea

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beabeaさん
ソフィアローレンとマストロヤンニのコンビ、いいですね♪ ヘンリー・マンシーニのあのメロディが流れると涙ぐんでしまいます(歳ですね)。耐え続け静かなソフィアによけいに哀しく感じます。

2011/1/29(土) 午後 11:01 シーラカンス

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「太陽のイメージ」のひまわりが、この映画では残酷や悲劇の象徴として使われているのが、創造的ですね!
ひまわりの花言葉は、確か「私の目はあなただけを見つめる」だったと思います^^
TBします。

2011/1/31(月) 午後 9:57 [ 8 1/2 ]

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8 1/2さん
明るいひまわりに、あのヘンリー・マンシーニの哀愁のメロディが流れるだけで、パブロフの犬状態で涙ぐんでしまいます♪ ひまわりの使い方がうまいですね。8 1/2さん、なかなか素敵な花ことばをご存じですね♪

2011/1/31(月) 午後 10:35 シーラカンス

あれほど愛し、生存を信じ探し求めた夫に妻子がいた・・
ヒロインの心情を思うとたまらないです。
仰るように前半の明るさとの対比も効いてました。
戦争さえなければ・・と思ってしまいますね。
遅くなりましたがTBさせてくださいね。

2011/2/9(水) 午後 1:07 pu-ko

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pu−koさん
あまりに残酷で厳しい映画でした。我慢しているソフィアが列車の中で号泣するのも印象深いです。

2011/2/9(水) 午後 11:24 シーラカンス

明るく陽気なナポリ娘が、こんな想いをするようになるとは。。
楽しい前半から後半への切り替えも見事で、それがより戦争の空しさ、辛さを伝えているように感じました。
私は映っているひまわりたちが下を向いていることに、どきっとしました・・
トラバさせて下さいませ。

2011/2/11(金) 午後 11:03 恋

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恋さん
そうですね、前半の陽気な感じとは変わって、後半はシビアな展開
に。太陽を向くひまわりが戦争で亡くなった人たちがいる下に伸びていることを感じられた恋さんの視点が素晴らしいです。

2011/2/12(土) 午後 8:13 シーラカンス

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二人が再会するロシアの駅と、二人が別れるミラノの駅と、駅が印象的な場所となっていました。
ローレンが列車の中で号泣する場面も印象的でした。
TBさせてください。

2011/11/20(日) 午前 7:53 [ あきりん ]

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あきりんさん
ああ、そうですね、列車は出会いと別れですね。
列車の中で号泣するシーンは、ローレンがショックと覚悟をした涙なのでしょうね。

2011/11/20(日) 午後 10:16 シーラカンス

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ソフィア・ローレンの感情の起伏が激しかったですね。
中盤の駅のシーンなどはもう、涙腺がゆるみましたよ。
TB、させてくださいね。

2013/8/28(水) 午後 3:26 サムソン

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サムソンさん
列車に乗り込み号泣するシーン、厳しい別れですね。マンシーニのもの悲しいメロディに涙します。

2013/8/29(木) 午後 10:20 シーラカンス

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戦争の残酷さが描かれていましたが、愛のもろさも描かれていました。愛があっても運命にはどうすることもできない。
自分を誤魔化して生きるなんて耐えられませんが、耐えなくては生きられないつらさですね。
TBさせてください。

2013/10/30(水) 午後 1:45 ギャラさん

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ギャラさん
運命に逆らいたい、でも流されてしまう。どうにもならないこともあることがだんだんわかるとそれも人生かなと。

2013/10/30(水) 午後 11:11 シーラカンス

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