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ひばりの森の石松 2012年8月28日、BS放送にて。 1960年度作品 監督:沢島忠 脚本:鷹沢和善 出演:美空ひばり、若山富三郎、加賀邦男、里見浩太朗、植木千恵、大河内傳次郎、徳大寺伸、堺駿二、杉狂児、吉田義夫 やくざ者の森の石松(美空ひばり)は清水次郎長(若山富三郎)の子分となり、その後次郎長の代参で金毘羅参りに向かう旅の途中、悪家臣の一団に命を狙われた丸亀藩の幼い盲目のお姫様を助けたことからてんやわんやの大騒動が巻き起こる。戦後昭和の大スター美空ひばりと東映時代劇の雄・沢島忠監督の名コンビがお届けする明朗快活娯楽時代劇の快作。喧嘩っ早くて曲がったことが大嫌い、そして義理と人情に厚いきっぷのよい粋な男を、そんじょそこらの男優よりもさっそうと演じているひばりではあるが、一方では冒頭で茶摘の娘役で出演させ、その語りから空想のように石松の物語へと移行していく見事な構成。さらには沢島映画ならではの群衆シーン、石松と姫との情感あふれる交流、ついには石松が竜宮城へ行くファンタスティック・シーンなど、演出も粋な計らいに満ち溢れている。(増當竜也) またまた昔の古い映画です。 この時代にしては、テンポがいいですね〜。 それに歌謡映画というのか、日本的ミュージカル映画とでもいうのでしょうか。 まあそんなことはどうでもよく、楽しけりゃいいんです。 でも私の年代の人間が観て、微笑ましく見えるのだから、若い人には多分古めかしい映画にしか映らないでしょうね。 その時代や世相を反映したものは、この映画からは感じ取れず、あくまでも娯楽性を追求した映画です。 今の映画を観る時は何故か緊張し、昔の映画を観る時は、微笑ましく見れる。 映画の見る尺度を自分なりに自然にちょっと変えている気がします。 それにしても、沢島忠監督の群衆の撮り方は抜群ですね。 喧嘩をするシーンで、ひばりが左に走ると同じようにカメラが移動する。 追いかける敵と逃げるひばりを流暢なカメラが舐めるように動く。 映画的な高揚を映像で表現する素晴らしい描き方。 江戸っ子だってね〜、神田の生まれよ〜、寿司食いね〜。
一連の流れの良さ、テンポ、切れのいいカット、抜群の間の取り方。 映画の職人技を十分堪能できる映画でした。 |

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当時の沢島監督の「踊りっぷり」は見事ですね。
是非、「殿さまヤジキタ」「一心太助」ものもどうぞ。
TBします。
2012/9/4(火) 午後 10:57 [ ひろちゃん2001 ]
ひばりさんの出ていた映画はいっぱいありすぎますね。
印象深いのは「鞍馬天狗」もの、「たけくらべ」「東京キッド」「唄祭り八百八町」「八百屋お七」「銭形平次」「雪之丞変化」などなどで、当時は三本立てなんかでやっていたので、ずいぶん見ました。
2012/9/5(水) 午前 6:44
ひろちゃんさん
職人技ですね〜。「殿さまヤジキタ」「一心太助」も機会があればみてみます。
2012/9/5(水) 午後 11:31
ギャラさん
ごめんなさい、あまりひばりさんの映画は観れてないんですよね。東映時代劇もほとんど観れてないです。自分の時代は映画衰退の頃で、ATGとか独立プロとか、アメリカンニューシネマとか、なにせ時代を写した過激な映画が多かったです。
2012/9/7(金) 午後 10:20