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青空交響曲 2014年11月20日、フィルムセンター「映画監督 千葉泰樹」にて。 1943年度作品 監督:千葉泰樹 原作:サトウ・ハチロー 脚本:石田吉男 出演:杉狂児、朝雲照代、霧島昇、雲井八重子、國分ミサヲ、吉谷久雄、齋藤紫香、上代勇吉、吉川英蘭、奥岡榮次郎、金子春吉 父の牧場を継いだ東京育ちの青年(杉)と、静養目的の父と共に別荘に来た令嬢(朝雲)との恋を描く音楽喜劇。牧場での個々の労働がそのままリズムとメロディーを奏で、やがて「牧場未完成交響楽」のオーケストラとなり、室内でレコードを鑑賞する都市的な音楽の楽しみ方と対比されている。千葉は、音楽を民衆の生活と地続きのものとして描き続けた作家だった。(フィルムセンター解説) この千葉泰樹特集、3本目です。 最近、「大番」シリーズ4本も観ました。 派手さはないものの、とても手固い監督で、ただ単なる凡庸な監督とは違いますね。 この映画も、音楽を交えて、男女が喧嘩し合いながらも恋を育む素朴な映画です。 そして、主人公は、酒ぐせの悪い父親を持つ悪いガキにハーモニカをあげます。 よかったら、俺たちの「牧場未完成交響楽団」に入らないか。 後半、少年のせいで、子守りをしていた令嬢(朝雲)が、筏に乗ったまま川に流されることに。 自分を責めて少年が家出するが、村の人たちが必死に捜す。 こんな単純なシーンなのに、何故か感動をしてしまうのです。 ようやく、見つかった少年を静かに抱きしめる父親。 この映画、1943年、戦争まっただ中なのに、なんとほのぼのとした映画なんでしょうか。
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これは大映作品のようですね。日活多摩川が大映東京になった流れでしょうね。戦時中なのに、意外とおおらかな映画が多いように思います。ガチガチの戦意昂揚映画は観たことがないのかもしれません。戦後、差しさわりのありそうな作品は焼却処分されたとも聞いています。
2014/12/2(火) 午前 9:41 [ SL-Mania ]
SL-Maniaさん
いつもマニアックな映画にコメントありがとうございます♪
田舎が設定だから、こんなにほのぼの爽やか系の映画になっているのかもしれませんね。どうなんでしょうか、この時代でも戦況は厳しかったはずですが。
2014/12/2(火) 午後 10:56
シーラカンスさん、
ご覧になりましたね。ほんとにどこで戦争をやっているんだろうというようなほのぼのとした作品ですね。
TBお返しします。
ナイス!、クリック
2014/12/3(水) 午前 6:56
ぴくちゃあさん
ご覧になりましたよ。シンプルで懐かしい、こういう映画を大事にしてほしいです。フィルムセンター「映画監督 千葉泰樹特集」の「大番シリーズ」は盛況でしたね。
2014/12/3(水) 午後 9:41
NFCの千葉監督特集、大分通われていますね。
私も、「日本映画隠れた名作」川本三郎・筒井清忠共著に千葉監督作品が紹介されていますので、そこからのチョイスで観るつもりです。
ただこの著での川本氏の好きな映画選定基準がちょっと私とは違うので、参考基準にするつもりです。
2014/12/4(木) 午前 1:09 [ 石彫教室 ]
昭和17年4月は東京が初めて爆撃されたのですが、まさかの出来事で、防空体制が出来ていない、まだまだこの年は、大本営発表で、戦地は転戦の報で、のんきな感じだったのでは、内地は。
B29の爆撃はサイパンの陥落からでしょうから。
2014/12/4(木) 午前 1:28 [ 石彫教室 ]
koukouさん
大番4作も全部観ました。それ以外は観れていないです。「日本映画隠れた名作」ですか、千葉監督とか中村監督とか好きなようですね。どんな映画を選択されているか、探してみます。
2014/12/6(土) 午後 11:33
koukouさん
やはり東京はすでに空襲があったようですね。サイパン陥落は1944年ですね。アメリカが日本本土を攻撃できるようになったんですね。
2014/12/6(土) 午後 11:44