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恋の花咲く伊豆の踊子 2017年1月8日、神保町シアターにて。 1933年度作品 監督:五所平之助 原作:川端康成 脚本:伏見晁 出演:田中絹代、大日方傳、小林十九二、若水順子、新井淳、高松栄子、河村黎吉、飯田蝶子、坂本武 幾度となく映画化されている川端康成の小説『伊豆の踊子』を、初めて映画化したサイレント作品。伏見晁が原作にないエピソードを盛り込み大胆に脚色したものを、五所平之助監督が情感豊かに映像化している。踊り子の薫は、旅芸人の家族と各地を渡り歩いていた。兄の栄吉は浪費癖があり、親の財産も使い果たしてしまっていた。そのため彼は自分の妻や妹たちを引き連れて、旅から旅の毎日を送っていたのだ。伊豆を旅行中の学生・水原は栄吉たちと出会い行動をともにする内、薫と惹かれ合うように。栄吉は、親の土地を売りつけた相手に借金を願い出るが、あっさり断られてしまった。今度は水原が相手のところへ行くが、そこで彼は意外な事実を告げられる。<allcinema> 無声映画です。 サイレント映画って、セリフの音がないから、つい画面に見入ってしまうのです。 登場人物の表情をこんなにしげしげと見ることは普通の映画ではないでしょう。 薫(田中絹代)と学生(大日方傳)のそれぞれの想いに感情移入してしまったのです。 いい映画でした。 たまにはサイレント映画を見るのも、いいかも。 いつもだとちょっとしんどいかな。 あまりに有名なお話。 でも自分は原作を読んだことはなく、映画もちゃんと観たことはなかったので、ああ、こんなストーリーだったんだと。 薫(田中絹代)は学生(大日方傳)にぞっこんで東京に行くと言う。 薫(田中絹代)の兄(小林十九二)は人がいいが、昔親の土地を安い値段で売ったがその後そこから金が出た、騙されたと買った男(主人公の友人の父親)にいちゃもんをつけにいくが、男に相手にされない。 主人公の学生は、もう一度男に会って、考え直してもらおうと会いに行く。 しかし、男から逆に息子(主人公の友人)の妻にしようと考えていると告白される。 それから、主人公は薫(田中絹代)によそよそしくなり、突然東京に帰ると言い出す。 薫(田中絹代)は何故つれなくなったのか分からなく、涙を流す。 主人公は、友人のこと、薫(田中絹代)を邪魔してはいけないと身を引いたのだと思う。 この二人のそれぞれの感情の揺らぎが切なくて、辛い。 冒頭、「旅芸人は入るべからず」という看板が村の入り口に立っていたり、身分の違いで起きる悲恋話かなと思っていたら、ちょっと違う内容だった。 自然の風景がいいですね〜。 旅芸人の様子も旅館の人たちの風情も、昭和の初期の田舎の感じが良く出ていて、郷愁を感じます。 田中絹代は可愛いですね。 当時24歳、には見えないな。 松竹の脇役常連の河村黎吉、飯田蝶子、坂本武が出ていました。
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どのような形態の上映でしたか?音楽だけでも流れていたのでしょうか。静寂な上映はかなりしんどいです。音楽だけあれば活弁は私には不要です。
2017/1/26(木) 午後 11:58 [ SL-Mania ]
> SL-Maniaさん
すいません、書き忘れました。ピアノだけの伴奏です。自分も活弁士は苦手です、音楽だけで充分です。ピアノ伴奏の雰囲気はバッチリでした。
2017/1/27(金) 午後 7:39