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横山秀夫「クライマーズ・ハイ」 日航ジャンボ機が御巣鷹山に墜落した事故にからんだ、1人の新聞記者の人間ドラマ。 いや〜おもしろかった。 一気に読めた。 読む前のメージは墜落事故一色の話かと想像していたが、 会社内の派閥争い、息子との確執、子供時代の暗い過去、記者として報道のありかたなど 主人公と年齢も近いので共感できるか所が多く、気持が高揚して思わず泣けてしまった。 う〜ん、やられたー。 男の意地だとか、情けなさとか、生きがいとか、やさしさとか、厳しさとかいろんなものが混ざり合って。 映画でも同じだけど、自分の感性で感情移入できることが一番。 自然に読み手をそう感じさせてしまうのは、さすが作者の力量。 ただ、最後はちとまずかった。 ある意味大団円になってしまって 逆に「えっ」て思ってしまう。 できすぎちがう。ちょっとやりすぎかも。 せっかくの話が台無し。 もったいないな〜。 これは作者自身の見捨てない優しさが色濃く反映したものになっているのかも。 もし作者が奥田英朗だと泥沼のまま、でも違う生き方を暗示して終わるだろうな。 でも、やっぱりもったいない。とてもいい本だけに。 NHKのTVでやってたが見ていない。 主役は佐藤浩市。 ちょっとかっこよすぎ。 |
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ラストの大円団…なるほど。でも、映画のラストより数段よかったかもしれません( ̄ー ̄)ニヤリ
事故が凄惨なだけに、小説はという腹も作者にはおありだったのかもしれませんね。
トラバありがとうございました。私からもお返しさせてくださいね。
2008/11/6(木) 午後 1:19
金平糖さん
ラストについてはそういう意見もありかも^^。
それにしても、いい小説でした。
横山秀夫の力量のすごさですね。
2008/11/8(土) 午前 9:06
やっぱり現場にいた人たちにとっては、忘れられない事件なのでしょう。だからこそ18年も書けなかった、というのもわかります。
作者の思い入れがすごい本ですね。
TBさせてください。
2009/5/24(日) 午後 7:05
さわらびさん
リアル感のある描写、思い入れはその現場にいた人間のなせるわざでしょうね。
2009/5/24(日) 午後 10:17