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2014.10.24 菱田春草には、びっくりしました。 すごい人ですね。 久々に、ゾクゾクしましたね。 東京は、11月3日まで展示しているので、是非とも足を運んでほしいです。 菱田春草って、ほとんど知らなかったです。 1874年(明治7年)生まれ。 美術学校の横山大観とは1年後輩のようで、横山大観(1868年〜1958)が89歳まで生きたが、菱田春草は病気のため36歳で夭折。 若い頃の描き方は、朦朧体と呼ばれ、まったく評価されなかった。 今観ると、まるで印象派のようで、構図の大胆さや淡い色合いが重なりあって、面白いですよ。 若い時の作品では、「秋景(渓山紅葉)」、「菱田春草・横山大観<秋草>」が好きです。 そして、一番好きなのは、「落葉」。 とても穏やかなようで、それでいて霧に包まれてどこかミステリアスな雰囲気も醸し出す。 家から林を眺めている安心感と、全く逆に林にまぎれ込んで自分を失っている、二つの対極に位置している印象が、すごく面白いのです。 テーマが落葉でありながら、それに重きを置いていなくて、木の陰影とか、枯れ木とか、全体のバランスが素晴らしい。 椅子に座って、10分ほど眺めてしまいました。 そして、後期の作品。 「黒き猫」は有名です。 大胆な構図です。 地面がなく、枝ぶりだけで、細かい個所をすべて省略しています。 それに、黒い猫とかカラスとか、黒に拘っているようです。
勝手な推測ですが、死に怯えていたのかもしれませんね。 無意識のうちに、黒という色を選んでいたのかも。 |
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2014年10月26日
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フランシス・ハ 2014年10月4日、ユーロスペースにて。 2014年度作品 監督:ノア・バームバック 脚本:ノア・バームバック、グレタ・ガーウィグ 出演:グレタ・ガーウィグ、ミッキー・サムナー、アダム・ドライバー、マイケル・ゼゲン モダンダンサーを目指し、ニューヨーク、ブルックリンで親友ソフィとルームシェアをしながら楽しい日々を送っていた27歳のフランシス。しかし恋人に振られ、ソフィとの同居生活も解消になってしまったことから、居場所を求めて町を転々とするはめになる。周りの友人たちは次々と身を固めていき、焦りも感じたフランシスは、自分の人生を見つめ直していく。主題歌はデビッド・ボウイの「モダンラブ」。「ローマでアモーレ」などに出演した女優のグレタ・ガーウィグが主演・共同脚本。(映画com解説) 主人公の女性が疾走する。 デートでクレジットカードが使えず、銀行からお金を引き出すためだ。 気ままな生活。 相性が合う女性と遊びまくって楽しい日々を過ごす主人公。 しかし、最近どうも、うまくいかない。 バレーダンサーの仕事はクビ、教えるのがうまいからダンサー指導の仕事をしないかと進められるが、自分の気持ちが整理できず他から誘われているとウソをついて断る。 ギスギスして、うまく動けない。 一緒に暮らしていた女性も男性と結婚するようで東京に引っ越す。 寂しくて相手の女性の恋人を罵倒し、お金もなく、出身大学の寮暮らしで、パーティスタッフの仕事をする。 そんな彼女は屈折しても、そんなに落ち込まず、マイペースで暗い感じはしない。 どこかユーモラスだ。 少し前に同性愛を描いた「アデル、ブルーは熱い色」を観たが、この映画も同じような映画かなと思って観ていたが、相性が合い頼りにしている女の友情の感情で結ばれている友だちだけのようだ。 どうも、両方の話が自分の中でこんがらかっている。 ただ、「アデル、ブルーは熱い色」は肉体まで求めあう重く深い愛の映画で、この映画は、それよりも軽く、でも同性が大事な存在であることには間違いないようだ。 そんな彼女にも、ようやく運が向いてきた。 相手の女性がまた帰ってきた。 彼女のお陰で素直になり、生徒たちにダンスの構成やアイデアを教え、評価される。 一種のサクセスストーリーにも見えるけど、自分らしく生きることができることが素敵なことなんだとも思う。 映画のタイトル「フランシス・ハ」の「ハ」の意味がラストで分かる。 オシャレなエピソードのように見えるけど、実はこの映画の全体イメージを表したエピソードです。 すべて受け入れて素直になること。 そんな気がします。 音楽もかっこいいです。
最近の映画は、音楽の選曲がいいですね。 |

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