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2014.10.7 東川篤哉 はやく名探偵になりたい 人をイラつかせる無神経な言動と、いいかげんに展開する華麗な(?)推理。鵜飼杜夫は、烏賊川市でも知る人ぞ知る自称「街いちばんの探偵」だ。身体だけは丈夫な助手の戸村流平とともに、奇妙奇天烈な事件解決へと、愛車ルノーを走らせる。ふんだんに詰め込まれたギャグと、あっと驚く謎解きの数々。読めば読むほどクセになる「烏賊川市シリーズ」初の短編集。(解説) 面白かったです。 とぼけたお話の中に、結構本格的なミステリードラマを潜ませる、その手腕は 特に一作目「藤枝邸の完全なる密室」がお茶目です。 ミステリー好きの犯人が、扉に工夫を凝らした密室殺人を行ったが、運悪く、出来の悪い探偵鵜飼杜夫がやってきた。 あなたが犯人ですと告げる。 何故なのか、完璧な密室殺人を行ったはずなのに、不思議がる犯人に、理由を話す出来の悪い探偵。 そして、密室の謎は解けたのかの質問に、「そんなものは知らない、何かうまいやり方があったんでしょう」。 あっけないエンディング。 ある意味、ミステリーファンへの挑戦状? 凝りに凝った密室殺人を逆手にとった逆ミステリーが、可笑しい。
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2014年11月11日
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