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36.8℃ サンジュウロクドハチブ 2018年9月26日、シネ・ヌーヴォにて。 2017年度作品 監督:安田真奈 脚本:安田真奈 出演:堀田真由、岸本華和、西野凪沙、安藤瑠一、平井亜門、渡辺真起子、寺脇康文 全国の自治体と組んで製作するオリジナル映画「ぼくらのレシピ図鑑シリーズ」の第1弾で、兵庫県加古川市に暮らす女子高生の少女を主人公に、加古川の風景や食とともに描く青春映画。監督・脚本は「幸福(しあわせ)のスイッチ」の安田真奈。主演は、NHK連続テレビ小説「わろてんか」でヒロインの妹役を務める若手女優の堀田真由。両親役の渡辺真紀子、寺脇康文らベテランが脇を固める。何かと遠慮がちな性格の17歳の女子高生・若菜は、家族や友達と穏やかな日常を過ごしているが、時に周囲との微妙な温度差を感じて悩んでしまう。進路や家族、元彼のことなど悩みを相談できるのは、SNSで知り合ったOLのみずほだけで……。(映画com解説) たぶんこの映画を知っている人は少ないでしょうね。 「36.8℃、高熱でもない、このなんともいえない微熱のような数字は、青春の揺らぎそのものです」、らしいです。 安田真奈監督といえば、「幸福(しあわせ)のスイッチ」。 もう12年も経つんだ、早いね。 この映画、田辺市の町の電気屋を舞台に、父親と娘の確執と父親の仕事を通して次第にわかることになる家族のお話。 海と山に囲まれた田辺の田舎の空気が、匂いが伝わってくる。 しみじみと地味ながらも親子の愛情がユーモアまじりでほのぼのとして、素敵な映画でした。 そんなことがあって、つい安田真奈監督の名前が目についたので、観ました。 今回は加古川です。 全国の自治体と組んで製作するオリジナル映画「ぼくらのレシピ図鑑シリーズ」の第1弾、って自分はよくわかっていないですが。 ぶどうだったり、いちじくだったり、加古川の名産物が登場しますよ。 美味しそうですよ。 ネタバレあります。 女子高校生の恋と友情と自己嫌悪をさらりと描いた、このさらりがいいんです、重くなりそうで、そこまでにしていないところが、監督らしいです。 自分には何の取り柄もないと思っている主人公は、友だちの優れたところに、どこか引け目を感じていた。 料理のセンスを自分では気がつかないのです。 こんなことって、よくありますよね。 若い時って、どうしても自分のことが、客観的にみることができない。 今の人はどうかはわかりませんが。 そんな主人公だから、自分の自信の無さから卑下して、わざと親友にもイヤミをいったり、八つ当たりしたり、怒ったりします。 そんな時にSNSで知り合った社会人のミズホさんに相談して、悩みを聞いてもらいます。 そして、友だちと喧嘩して、ミズホさんに連絡します。 このままだと、ほのぼのだけの仲直りで終わるんですが、あのミズホさんが主人公の前に登場してびっくり、男だったんです。 一緒に、遊びに行こうよ。 ミズホさんの毒をぶち込んできましたね。 こういう緊張感が大事ですね。 まあ、ちょっとした女子高校生の話ですが、自分の年代には、ちょうどいいぐらいの、ほのぼの感、爽やかな感じ、よかったです。 無理のない、自然体の映画だと思います。 安田真奈監督、これからも頑張ってください。
応援しています。 |

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